ソフトバンク対日ハム:6日日曜日に観戦。

 前回頑張ったとか書いていたが、今日の作業は頑張っていなかった。

 ソフトバンク日本ハムを見た。6日日曜日、北海道ボールパークエスコンフィールドです。
 一塁内野席の9列目、自分では良い席だと思います。ただ、前の席の2名が仕事か何かでこなかったので、バッターボックスの選手の動きが人の影で見えないということがなかった。ラッキーなのでした。

 一番印象に残ったのは、グラウンド整備の人たち。最初、ダイヤモンド、1塁ベース・3塁ベースのあたりを計測していた。たぶん、正確なグラウンドでないと公式戦と認められないので、そのための計測なのだと思う。あと、試合中も、グラウンドの土をトンボとかで整備していた。
 終わったら、バケツとスコップを持ったスタッフが、外野の芝のめくれをそれらを使って戻し、踏み固めていた。水まきも最初にやっていた。土埃対策なのか? あと終わった時に、白線を引いてラインを作っていたけれど、その土をスコップで取り除いて一輪車の載せていた。一度引いた白線の土は取り除くみたいだった。全部でやっているようではなかったけれど。
 僕は清掃の仕事なので、選手より裏方に目が行った。そのわりに、審判はあまり見なかった。
 ピッチャーが投げて、バッターが打ったり、キャッチャーがボールを取ったりするのは、そのような事情で良く見えた。ありがたかった。最初のプロ野球くらいは奮発していい席で見て良かった。速く見える球はあったけれど、内角外角は、内野席なのでわからなかった。高い低いも良く見ていなかった。ピッチャーのフォーㇺは見ていた。バッターのバッターボックスの動きも見たりしていた。

 テレビと実際の決定的な違いは、解説者がいなので、自分でどこを見るか決めなければならない。カメラなら全部プロデューサーの決定でみることになるけれど、自分でどこを見るか決めて、そこを理解しなければ見えないという所だった。
 実際を見て見て、野球は生理だと思った。人間がやっている。テレビだと凄いバッターだとか先入観があるけれど、実際は生身の人間が暮らしの一環として、身体を張って行っている。僕はテレビで野球を見ると、理念になってしまっていた。でも、本当の実際の野球は、呼吸しなっがら緊張しながら行っている普通の暮らしの一環の野球なのだった。もちろんプロ野球

 僕はなぜ北海道に住んでいるのに、ソフトバンク戦を選んだかは、柄が悪いのとふてぶてしい感じがする選手がそろっていて、ハムのサラリーマン的な選手より魅力的に映った。3階の応援席、応援団もちょくちょく目をやって見ていた。

 僕は今回、バットの形をした2本のスティックを買って応援しようと意気込んだ。けれど、一点しか入らないし、ここぞで打たないので、活躍しない道具になった。最後には、どうでもよくなった。道具を使う場面が全然ない。6回の表くらいでトイレに立ったけれど、トイレでは僕も含めて暗い雰囲気で意気消沈していた。

☆ ソフトバンクの選手で一番印象に残ったのは、1塁手の何とか選手だった。すいません、名前を憶えていません。骨格が印象に残った。タイツをオールドタイプに上まであげてズボンを中にしている形。
 とてもふてぶてしい。
☆☆ 僕の印象は、現場主義という言葉。グラウンドという現場では自分が主役で、どうふるまうかどうするか全部自分裁量になっている、その現場に自分で責任を持って臨み、責任を取る。バッターボックスの内安打を見たと思ったけれど、違う選手だったか? もし本人なら、3塁にバウンドで打てば一塁は間に合うだろうとバッターボックスで決定して打って、3塁手の送球が逸れたので、目論見道理ヒットになった。ものすごくふてぶてしい。
 この選手の図太さに惚れた。それで目で追っていた。ソフトバンクの荒々しさは、ハムのナヨナヨした感じとは正反対だ。
 僕は試合を見ながら、来年はソフトバンクのユニフォームを着て、3塁で応援したいな、というものだった。ハムの選手は面白くない。良い子ちゃんばっかりで。
 ソフトバンクの選手は野球を命がけでやっていると思う。そのくらい力を入れているのではないかと、昨日頑張った日のトイレを磨きながら想像した。その時、自分も命がけでトイレ掃除していた。なんのこっちゃ? 

 良い席で見れて、いろいろ気づけて、初めての金を払ってのプロ野球で、楽しんだ。試合が終わって、ノンアルコールのビールを飲んで、うまいなあと思った。
 1塁席の内野なのに、ソフトバンクのユニフォームを着た人が斜め前にいた。淡々と見ていた。お兄さん。ちなみに僕は56歳、爺さんに突入した。

 今日の作業は、4分の3の時間はノロノロでした。最後の4分の1の時間、時間がないと頑張った。よって、今日の作業は良くなかった。途中からエンジンをかけたのはノロノロしているのが自分でも分かった。父ペニスを掴もうとして調子をなんとか戻した、ノロノロを脱した。
 前回頑張ったとか書いていたが、今日の作業は頑張っていなかった。

<おわり>