いいかげん/:::/タイの整体(優柔不断)

・ 昨日、タイムカードを押し忘れた気がした。帰り道。戻ろうかとも思ったが、まあいいかと帰った。
 今日、上司とかの反応が悪かった。たぶんそれだ。

 僕は自分のことしっかりしていると思い込んできた。しかし、「いいかげん」だから、まあいいかとあやふやな態度をとった。自分のことをどう思っているか、本当の姿とは見当違いの理解だった。
 部屋だって汚い。食器も最近は洗わないことが多い(溜め込む)。これって十分にいい加減。

 僕はいい加減な奴だった。それが本当の姿。女だって、誰かれ構わず交わりたい。犬のような奴かもしれない。女にだらしがないかもしれない。これもいい加減な考え方から発想している。

 僕は自分のことを「だらしがない」で理解して、枠として思ったほうがいい。そうすれば、失敗も少ない。


・ 整体に行った。古いところ。お世話になってきた。しかし、新しい整体に通い、古いところは色あせて見えた。煮え切らない態度になった。もう本命じゃないや、新しいいいところが見つかったから、もう古いや。と、全か無の思想で考えた。そして整体の先生はしらけた。怒ったかもしれない。
 今回のことで、整体は患者と先生の人馬一体でできていることが分かった。そして、ローテクがハイテクだという古い整体は、タイの伝統文化をバックボーンに、先生の東洋医学もくっついて(僕の理解)、タイの整体として先生は伝統文化を背負って僕たちに伝えている。
 それを新しいところが見つかったら古くなるなんて、僕は見当違いだった。タイの整体は、それはそれで光っているし、伝統を伝えている。それとカイロプラクティックを比べるのはナンセンスだ。
 だから来月の予約もとった。もう少ししばらくお世話になる。
 この話も僕の「いいかげん」というか、理解の仕方が偏っていた。タイの整体はそれだけで十分必要なものだった。光っているのさ。