施設

 
 施設で、午前中はゴミ集め、紙パンツ・生ゴミ集めを最初にした。そのあと、洗面台を指導を受けながら掃除した。その時、僕は背中を丸め、怒られているようにやっていた。上司は、ちょっと怒った。それは僕がいじけていたからだと思う。

 うまい食事の後、休憩中にシーツ集めが始まった。そこで座っていていいよと言われたが参戦した。その時事務の方も上司と一緒にやった。僕は空になった籠にシーツを集める袋をかける作業をやった。これで少し吹っ切れた。

 その後、トイレを上司のデモを見たのち、少しだけ便器洗いをやった。便器に手袋で手を突っ込んでやるけれど、父母に攻撃を向ける勢いでやった。

 やはりここでも、父母に攻撃を向けるという一手間入れる必要が出てきた。そうでないと、人々の中でやる、新しい人たちの中でやる罪悪感から背中を丸めいじけてしまう。やはり、父母に対して抑圧したのだから、父母攻撃が大事なキーワードになってくる。

 便器に手袋で手を突っ込んでスポンジで洗う作業は、結構楽しかった。僕は水遊びが好きだから、手袋の直接のほうが楽しい。ブラシでは、間接的で醍醐味が半減するように思うがどうか。

 いつまでできるかわからないけれど、調子が悪い日は休み、父母攻撃を味付けに一日ずつエネルギー投入していきたい。
 最後に上司の指導のもと、トレの床を吹いたモップを洗うことを教えてもらった。洗い終わったのはブリーチの液体に浸し干すが、そこらへんは初心者の僕はわからない。いつか教えてくれるだろう。