・発達障害の人のための 上手に「人付き合い」ができるようになる本、吉濱 ツトム、実務教育出版、2018
引用:p74~75
謝りたいという欲求を抑えるために
症状をやわらげるためには
~
発達障害の人の場合、受け身型のアスペルガーと不注意優勢型のADHDに謝り続けるタイプが多く、「こんな無価値な私がこの場にいてごめんなさい」と強く劣等感や罪悪感を抱いています。そして、「すみません」と謝ることで瞬間的に罪悪感を和らげ、気分を軽くすることができるため、何度も発言してしまうのです。蚊に刺された後に、掻いてはいけないと分かっていてもつい掻いてしまうのは、瞬間的にかゆみが和らいで気持ちがいいから、というのと同じ原理です。
罪悪感を薄くしていくには、「アクト」と呼ばれる心理療法を応用します。やり方は、「罪悪感が登場」と、何度も何度も口に出して唱えます。大きな声で言うとより効果があります。とにかくひたすらこれを機械的に唱えていると、ある時点で言葉がゲシュタルト崩壊し、無意味化します。
こうなると、そう思っていた感情も無意味化し、罪悪感を感じていたこと自体が自分にとって無駄なことだったのではないか、という認識の変化が生まれます。気をつけなければいけないのは、少し言っただけでやめてしまうことです。逆に無意味化したいことが強化されしまいます。
引用者:kurage0147130:
これを読んで、僕は確かに罪悪感を持っているのではないのかと思いました。父は怒ることが正しく、自分の意見を通す方法だと感じていたようで、変な場面で不機嫌に怒りだしました。僕はこれを受け続け罪悪感を持っても不思議ではないと思う。該当すると感じた。
少しやってみている。やると疲れる。どこまで言えばいいのわからず、罪悪感を感じている場面を想像し、お題目を唱えるように、しつこく繰り返している。無意味化するまで続けなければ意味がない。らしい。
この本をほとんど読んでないけれど、ここは重要そうだった。
施設では、紙パンツと生ごみの袋を、各階から降ろす。ゴミ集めも歩く距離を伸ばす、いつもやっている上司の半分の量しかやらないのに(僕が来る前は一人で上司がやっていたらしい)、疲れた。前の作業所の4倍くらい疲れた。
午後はトイレ掃除の見学だった。メモして聞いていた。だから午後は働いていない。
感動したのは、トイレの便器の中に、専用のゴム手で手を突っ込んでスポンジで洗うこと。ブラシを使わない。この伝統があった。素晴らしい事だった。でも、明日からやるのは僕の番だということ。結構疲れそう。汚いとは思わないけれど。
施設で働いているA型の先輩方は、重労働を毎日繰り返し行っているというのに気付いた。介護士さんとかもかなり大変そうだ。
また、上司は若くスポーツマンなので、やたらとモテるようだ。うらやましい。
今日も出されたご飯は美味しかった。腹いっぱい食った。
明日からフルでやることになると思うけれど、続く体力があるのかどうか。たった4時間勤務だけれど、僕にとっては大きな目標だ。
19:30で眠い。