作業で少し成長した。

 僕は毎週、施設の皆さんより一日多く休みをもらっています。そして、紙パンツ・生ごみの回収はHさんと、一週交代で集めています。今日はそのH さんが、熱があるとかで休まれました。
 それを知ったのは、4Fの掃除の途中ででした。上司は月曜じゃないからゴミ集めはしないのに、集めていました。聞いてみるとHさんが休んだからとか。僕はそのままエレベーターに乗り込む上司を見送りました。

 しかし、Hさんが休んで上司がゴミ回収しているという事は、上司に全部おっつけてやらせてしまうことになる。僕も掃除は遅い方だから、なるべくほかの作業はしたくない。
 結局手伝うことにし、ユニット3F/2Fのゴミ集めと、スタッフトイレのゴミ集め、溜めてある生ごみ回収という、生ごみ回収の上司の半分をやることになった。4F/5Fは、上司がすでに終えていた。1Fも上司がやってくれる。

 このように上司のサポート位の役目でそんなに大変じゃあないけれど、僕としては大きく進歩・成長したのでした。自分の作業時間を削って、清掃の仕事のサポートをした格好になったから。
 これが仕事というものかもと思った。余計なことはしたくないけれど、誰かがやることで、やる人のお手伝いを積極的に手伝ったから、今までの僕にない、新しい仕事とのかかわりを持った。
 
 他の人にとっては当たり前でも、僕としては進歩した。手伝うことで、仕事とはどういうことかを学べた気はする。ありがとうございました。