そいつと僕。僕は調子が悪かった。そいつはその分遊んでいただろう。


 施設で、5f4fをその人がやって、3f2fを僕がやることになった。その人は先にごみを落としてあとから回収するという。僕は手伝いに行った。終わって、3f2fをやることになって鍵を貰ったらそいつは去って行った。手伝わないんだ。言おうかと思ったがやめた。ひとりでやった。結構時間を食った。

 ぼくは4fのモップ、洗面、といれ をやることになっていた。モップも終わり、洗面も終わったと思ったらフロアを間違えて、他の人の担当分をやっていた。それで余計にやることになってしまった。洗面2フロアやった。そいつの担当の洗面だった。

 そいつはだいぶ時間を持て余しただろう、遊んだのか? よかったな。僕は急いでやれば、余計なこともできる時間的余裕があることを証明してしまった。そしてできた。急いで頑張ればこれくらいできるのがわかった。自分内練習にはなった。


 そういうわけで、今日は調子が悪かった。帰りの交通機関でも殴ってやるというやつばかりだった。最低調子ではなく、悪いなりに良かった。だからそんなに面倒ではなかった。しかし、施設の上司とかリーダーは冷たかった。あまり期待せず、できるまでやるけれど、あとは手を放すかもしれない。今日は休んでも良い調子だったのだろうけれど、やはり穴は開けたくなかった。そのことは今書きながら思いついた。僕はいつも自分の陣地を守ろうとし、妙に頑張っている。