・カロリーメイトの箱を開けるのにもコツがあることに気が付いてきた。袋を開けるのにも、切ってある部分があることにも気が付いた。
なにをやるにも、やりやすいやり方や方法があるらしい。
・ 施設の洗面台の鏡を拭きあげるのも専用の布でやっている。しかし細かい埃が残ってしまっていた。僕はマイクロファイバーの布を用意すればいいのかなと思っていた。
しかし、今日上司に教えてもらったけれど、備え付けのハンドペーパータオルで拭いてやるとこれがきれいに取れる。僕は頭が硬かった。特別な道具を用意するよりも、身近なものを使ってやるという上司の方法は、自分の頭の硬さを感じさせた。
自分で取り組むことは、やりやすいやり方やコツがあったりする。方法を用いて対象物を変化させるのにコツがある。コツという方法を見つけるのには、柔軟な眼が必要だ。
・ 施設に女性が2人入ったけれど、片方の人が20代だと思っていたけれど、4, 50代らしい。よく顔を見ていなかった。ならば、ストライクゾーンだ。しかし、施設で女性を見つけるのはいばらの道だ。最初のA型施設で、女性と親しくなったけれど、結婚はしないと決めることになった。そうなってから、女性は冷たくなった。この女性を通して女性の部分を知ることになった。
だから、施設の中で婚活をやるのはNGらしいなと気づいた。関係なくなった後の状態が大変だ。
僕は女性に飢えに飢えている。しかし、結婚後のことを考えると、軽々しい態度はとれない。一生の人間関係が違ってくる。女性と早く関係に入りたいけれど、簡単な問題ではない。自分の実力以上の奥さんは無理だろうし、作れないだろうし。
飢えているけれど、慎重に。
