僕の失業中の時間の過ごし方(2者択一:不得意を正すか/得意を伸ばすか)+植物写真

 結果だけを読みたい方は、1.~4.と飛ばして  5. 失業中の時間の過ごし方 だけ読んでください。

1. ○○時出発、○○時帰る 、という、失業前に通っていた時間とほぼ同じ時間、外に出かけて家を空ける。休みも同じ。

2. 外での過ごし方は、図書館で時間を使っている。読書しています。図書館も3つ利用しています。今日は4つ目の図書館へ行った。

3. 本の内容は、ADHDの爆発で辞めたので、ADHDの仕事の本を読んでいます。

  A. 午前は発達障害の本を読んだ。
    ・仕事がしたい! 発達障害がある人の「就労相談」、梅永雄二、明石書店、2010
  
  B. 午後は、コピーライターの本を読んだ
    ・伝わる言葉に”文章力”はいらない、宮澤節夫、SB Creative(ソフトバンクの本)、2017

・ このA. の本が僕にとってはドンピシャリで、発達障害がある人の仕事での失敗や、うまくいかないのを就労相談を受け付けた人の側から描いてある。当事者の意見がそのまま載っているのではないです。発達障害支援センター(?)のようなところの職員の方の目線で、相談に来られた方の変遷を書かれてある。
 僕は他の人の失敗談が読みたかったし、失業中なので成功話より、失敗話が読みたかったというニーズがあった。それが満たされたので満足した。
 読んで、自分だけが仕事で失敗し続けているのではない、という一息つける内容だった。失業の重荷も感じるようになった(図書館で本を読み続けるのも大変だ)。

・ 次のB. の本は、これを読まれている方は気づかれたと思いますが、少し文章の書き方を学びたいと思った。僕の文章は行き当たりばったりで、頭打ちになっていて、あまり面白くないだろうから、改善したいというニーズがありました。
 この本を書かれている著者の方は、肩書もいっぱいあって、読んでいて内容がはっきりしていてわかりやすく、そして中身のある内容を次々と披露しながら、僕の曖昧な文章を正す方法が書かれてある。A級の本だと感じた。難しかったり、形式ばった本、というより、実践に即した、文章を書きたい人に何を注意して、何を明確にしなければならないか、明示して進んでいく。教科書的ではなく、すぐに使える内容でいて、きちんと前へ誘ってくれる・いざなってくれる 。言っていることは簡単で、すぐに使えて、結果を出せるようになると思う。僕はこの方の本の書き方と、薦め方が好きだ。本を手に取った時から、読むべき本だと直感していた。

4. 失業中の時間の過ごし方として、爆発させて辞めたので、自分の弱いところを正そうという目的で図書館に通い、発達障害の仕事の本を読んできた。しかし、本当の意味での、僕にとってためになる本は、今のところ3冊だけだった。
 1)ADHDコンプレックスのための 脳番地トレーニング、加藤俊徳、大和出版、2020/07

 2) ADHDタイプの大人のための時間管理ワークブック、星和書店、中島美鈴・稲田尚子

 3) 仕事がしたい! 発達障害がある人の「就労相談」、梅永雄二、明石書店、2010

 これらの3冊は良書でためになった。発達障害の人には羅針盤となると思う。

5. 失業中の時間の過ごし方
  急ぐ方は、☆だけ読んでください。

 この失業中に時間をどう使うか、という問題。
 僕は作業所を追い出されるような感じで辞めた。怒りを爆発させたので。それで、今までの仕事を捨てないで、内容である手芸を捨てないで生かせるように時間を使いたいと思い、発達障害の仕事の本を読んできた。成果もそれなりにあった。(上にあげた 4. の 3冊)

 しかしだ。作業所を辞めたのは、着物に穴を開けたり、マフラーの玉結びが下手だったり、失敗が多かったという伏線というか、主旋律かも知れないが流れがあった。これは僕に手芸はあまり上手ではないことを明確にした。努力で乗り切れるかもしれないが、失敗は後々まで残り続くと思われる。

 これは、不得意を正そうという流れ。
 それに対して、得意を伸ばすという手もある。
 それが 3. の B. コピーライターの本。

 手芸をやることは、得意ではない、ちょっと上手くいかないのを、なんとかやろうとする力が加わる。
 それに対して、コピーライターの本は、得意とは言い切れないかもしれないけれど、僕にとって比較的ハードルの低い、文章の書き方を上手になろうとする方向性、やりやすいことを伸ばす方向性。得意を引っ張り上げる方向性。

☆ 失業中の時間の過ごし方として、不得意を正すか、得意を伸ばすか の2者選択があると思う。

 辞めた直後はやめる前の職業・手芸にこだわり、それを伸ばそうと考えてきた。

  ☆しかし、やはりここは、不得意にこだわるより、得意を伸ばすほうがより実践的で現実的で、戦略としても正しいのではないかと結論したい。

    理由は:気持ちの良さが違う。不得意を伸ばすのは気が疲れるし、自分の資源を考えても得策ではないと判断する。
        不得意は受動性を内包している。
    ☆得意を伸ばすのは、能動的、やりやすい、精神衛生上気持ちが良い。この文章もコピーライターの本を読んで伝わりやすいようにレイアウトした。
    手芸をやらないというのではないが、絵・音楽・文章など、比較的僕にとってハードルの低い、諦めてきたやりやすいものを伸ばすほうが建設的に思われる。

    ☆これを読んでくださっている方も、失業中、どちらかの選択をすでにしていると思う。仕事をしている方も、失業したらどちらか選んで時間を使うと思う。有効な時間の使い方は、得意を伸ばす法だと結論したい。(独断に聞こえるだろうけれど、不得意を伸ばす気持ちと、得意を引っ張り上げるのでは、全然エネルギーの回りが違うと思う。得意を伸ばした方が溌溂として、前向きだと思う。

     この僕の体験している2者択一は誰にでも関係あると思う。僕は失業して顕在化・けんざいか したが、働くという事はこの2つのどちらかをすでに選んでいることになると思う。よく言われていることだけれど、実際の自分のこととなると、判断を誤ったりする。

 ☆★不得意を正そうとするより、得意を引っ張り上げるほうが建設的だと僕は判断して、失業中のこれからの時間を使いたい。
   4. 1) の本は例外的、読んで得した本。2)の本も時間のスケジュール管理として有意義な本 →この2冊は発達障害には有効だった。

※手芸の作業所を選んだ時点で、そんなに得意ではないだろうという目星はついていたけれど、織りをやりたかったので選んでしまった。遠回りをした。中古本・CD・DVDの発送の仕事とか、清掃とか、テープ起こし、なんかを選ぶとやりやすかったと思われる。
 パソコン作業所、手芸作業所は無駄ではないが、回り道だった。これが僕の過去の選択だった。


雑記:整体に出かけた。身体に触ってもらって、伸ばして頂いた。またよくなったとおもう。自分では結果はすぐに感じられないが、1か月かけて効果を感じると思う。整体の先生に、商品券をあげたけれど、賄賂になるからか受け取らないで、寄付すると言われた。僕も承諾した。引っ込める気、返してもらおうとは思わなかった。
 整体の先生には本当にお世話になっている。人生を変えてくださった。人間らしくなってきたのは、2人の方のおかげだ。整体の先生方には本当にお世話になっている。ありがとうございます。頭を下げます。

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 この植物を朝見かけて、色のグラデーションが気持ちよく、質感が気持ちよく、植物が寄り添っているように感じられシンパシーを感じた。僕に語りかけていた。光っているように見えた。