コースターの玉結び、両側1枚終わった。短い糸をやっているのでやり辛く、間隔を空けて織らなかったツケが回った。

 作業所では、走る感じでやってグッドだった。隣の布草履の達人は、この間くたばれとやったものだから、いろいろと越境があった。達人は、布を裁断しなければならず広い場所が必要で僕のほうにかなり越境して布を置いてやっていた。黙認した。そのあとも、布を僕の顔のほうまで持ってきたが、これも黙認した。領土問題にこだわらず、越境も気にせず、走ることに専念すればそんなのどうということもないように思った。

 昨日も書いたけれど、走って作業するは錬金術で、道端の石ころもダイヤモンドに変えてしまう。仕事にとってはインフラで、プレーヤーであるぼくら作業員は走ることを求められている。
 それで思ったが、僕らは女郎だと思った。スタッフは遣りて婆・やりてばばあ(客に女をあっせんする番台女)で、僕らは囲われている。スタッフの監視の目のもと、走って会社に貢献することを求められている。ほんとう、単なる僕らは女郎だ。人数揃えて囲んで働かせる。
 僕は性的サービスをしないので女郎ではないけれど。構図は同じだ。

 韓国女の尻振りダンスも最近よく見ているけれど、男の目のためにサービスしている。商売の臭いがすごい。振り付けも衣装も、プロポーションも、髪形も、すべて男へのサービスだ。性をかなり意識して組織化した振り付けを作り提供している。プロデューサーはアコギな人なのだろう。