性格構造学、と呼ぶらしい。先生の許可なくしてここに記します。

NARMカウンセリングの先生に、勉強を教えてもらいました。
今回は情報です。

自我を三つに分ける考え方です。
①高度な存在:ハイヤーセルフ
②喋っている存在:エゴセルフ
③低い自分、子供の自分:ローアーセルフ

③のローアーセルフは子供の時、嫌だったこと、やりたくない、面倒臭い、傷ついた赤ちゃん、感情を歪める、歪んだ精神状態。
 
 赤ちゃんが痛みを止める時、感情を麻痺して対処。健やか・すこやか に生きることを拒絶・反抗。生きたくない、成長したくないとNOを出す存在。

①のハイヤーセルフは、成長するための肯定的、純粋な精神、真実に基づいている。完全に近い魂。満ち溢れる・あふれる 無条件の体験。神のような部分。


①と③は、②のエゴセルフが間に入ってつなぐ。ハイヤーセルフの力を借りてローアーセルフを育てる。
 何を言いたいかというと、③は放って・ほおって おくと勝手に暴れたり、良からぬことをする。暴れ・あばれ たりする。
 僕の例で言うと、この間、施設で怒ってしまったけれど、それは、③のローアーセルフ、赤ちゃんの部分が暴れたから。この部分は、両親が不仲とか、上手く僕を育てなかったことで傷ついたり、歪んでローアーセルフの部分がほかの人より大きく満たされない状態になっている。赤ちゃんが満たされなかったのは、両親が適切ではなかったから。これは自分ではどうしようもない。でも、暴れさすばかりにさせておく必要もない。①ハイヤーセルフが③ローアーセルフを上手く育てていけば、③のローアーセフルの好き放題にさせなくて済む。
 あいつ気に食わねえ、とかは③ローアーセルフの言う言葉。そういう時③のローアーセフルに好き放題にさせないで、①のハイヤーせフルにお伺いを立て・おうかがいをたて、教えてもらう、知恵を絞ってもらう。

この①と③はとても近く、友達。
 これも、③のローアーセルフの赤ちゃんの気に食わねえは、①のハイヤーセルフになり切れなかったため③のローアーセルフとして対処しているから。③が満足、親に十分に愛情を受けていれば③で存在するのではなく、①になれた存在になれた。③から①へ変える、変換(後日変更:誤字で書いてしまいました。お詫びします)することは可能と先生は仰いました・おっしゃいました。親の愛情を受けていなくてもがっかりすることはなく、①に変えてやれる。
 しかし、話しはそんなに簡単ではなく。③のローアーセルフは暴れたり、頑固だったり、暴走する。とれも扱いにくい存在。暴れたりして逮捕されるのも③のローアーセルフによるらしい。汚職、贈収賄、政治家の失言なんかも③と言えるかもしれない。(これは僕の理解)

このように、①②③と自我を分けると、自分を運営する、動かすうえで交通整理しやすい。自分を理解しやすい。
 僕が施設で怒ったのは、③の部分が満たされず、暴走したから。乗っ取られてしまった。適切なのは、①にお伺いを立て③の暴走をなんとか止めようとすること。もしくは、③が暴走している、と②がよく認識すること。でも、③は手ごわく、今の僕にはうまく扱うほどの力はないと思う。しかし、この③が暴走し始めたと、②がよくわかってやれれば少しは緩和されるかもしれない。

・仮面の自己:マスクセルフ というのもあるらしい。
 ③の格好悪い部分を他者の目から隠そう、とするらしい。
 また、①は格好良すぎる、都合がよすぎると隠そうとする場合もあるらしい。これもマスクセルフの部分を使っているとか。

先生は、このようなことをローレンス・ヘラー氏に師事したそう。性格構造学と呼ぶらしい。

 ③の大きい人、僕みたいな人は自尊心が低い。皿洗いを例にとると、3枚だけ洗おうと考えたとする。10枚洗っていない皿がある。3枚だからしょうがない、少ないとやらないのは、この間書いたように完遂・かんすい 主義。3枚と少ないけれどとりあえずやっておこう、というのは進捗・しんちょく 主義。僕はたった3枚と、完遂主義に陥っている。たった、3枚、くだらねえ、と思うのは③の部分のセリフ。たったの3枚これっぽっち、とかネガティブなことを言って、自分を否定し、完遂主義に固執する。
 自己否定はとにかくやめる必要があると、先生は仰った。害になるばかりで利益が何もなく、自分を傷つけ、堂々巡りをし、自尊心が育たないからだと思う。これが原点、自尊心を持とうとすること、自己否定を止めようともがくこと。

 ③のローアーセルフは、赤ちゃんだと思って取り扱い、思いやりを持つ、優しく接する必要がある。自分がやりたくないを大事にする。不満な気持ちも大事に扱う。これは親によって愛を受けてこず、①になれず③になっているから。皿洗いやりたくないなあ、を否定せず、今まで大事にされてこなかった、親に大事にされてこなくて③になっている、皿洗いやりたくないなあを自分が大事にしてやる。②の部分で大事にしてやる。自分しか③のローアーセルフを大事にしてやれる人はいない。暴れる自分、赤ちゃんの不満の自分を大事にできるのは、今や成人になった僕しかしてやれる人はいない。もうおとなになってしまったのだから。四六時中・しろくじちゅう 自分と付き合い、自分を運営している自分が、③を大事に思い、聞いてやる必要がある。
 皿洗いやりたくねえなあ、これっぽっち後回しにしたい、と考える赤ちゃん自我の部分を愛情をもって接することができるのは、今や自分しかいない。
 この③は、頑固で聞く耳を持たず、手ごわい。
 ①のハイヤーセルフ:自分の高度な存在よ、どうぞ切り抜ける方法を教えてくださいと、自分を信じ、自分に信頼を置いて、必ず答えてくれると何度も試行しないといけないらしい。僕は先生に、①の声は聞こえないし、答えてくれそうもない、と言うと、「いまはそうだろう、何回もやって、答えてくれるようになるまであきらめないでやる必要がある。そのためには、自尊心が必要だ。必ず答えてくれるという、自分を大切にする気持ち。自分を信じる気持ち。それをまず、持つことから始めないと」、というようなお答えだった。
 今の僕にはまだ無理です。①はまだ、知恵を答えてくれません。自分を信じてもいません。自尊心も低い。自分を信じていない。自己否定の言葉を呪いのように自分に言っている。時間がかかる。
 自分のいいところを信頼するようになると①が利いて・きいて くる。訓練も必要らしい。

<おわり>
 今の僕のレベルではここまでしかわからないし、伝授されなかった。でも、ここに書いたことは、先生がずっと大学に通って学んだことで、とても苦労されて身につけたこと。それを惜しげもなく僕に開陳・かいちん されたことに、ここに感謝を示したいです。
 先生、秘伝を僕に教えてくださて、ありがとうございました。もう少し僕に指導をお続けになってください。よろしくお願いします。今回は、ありがとうございました。
 これをここにかけたことは、先生に許可を取っていません。僕の勝手な行動です。皆さんも、有効に使って頂けると嬉しいです。読んで頂きありがとうございました。