追記+傷つくのが怖くなくなる本、石原加受子、PHP文庫、2018  :::引用と感想:::

追記:
p204:引用


 目標に向かって、急がず焦らず着々と、継続的に ”楽しみながら努力する” ことができるのです。
 繰り返しますが、この「着々と楽しみながら、継続的に努力する」というのは、楽に順調に成功するための "最高の法則" です。
 あなたが、思考から発生する副次的な恐れよりも、原初の「~したい」という欲求を選択する自由を心から認められたとき、あなたはその法則を体験するに違いありません。

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 ・傷つくのが怖くなくなる本、石原加受子、PHP文庫、2018

p73引用:

 他者中心は、「思考:に囚・とら われて行動しがちです。
 自分中心は、「自分の気持ち、感情、意志」を大事にした行動をとります。
 例えば、朝起きる場面です。
 同じ場面でも、他者中心と自分中心ではこんなふうに異なります。
 まず「それをするのが当たり前」になっている他者中心の人は、朝の目覚めから、「起きるのが当たり前」でスタートするでしょう。朝の支度をしながら、行くのが当たり前ですから、次には「会社に行かなければならない」と“自動的に”思考しているかもしれません。
~体調が悪いと感じても、~

~自分を責めたり、何だか自分が“さぼっている”ような気がして、罪悪感をおぼえるでしょう。そのために、心から十分な休息をとることができないに違いありません。
」 

P74


 自分中心の人は、目覚めのときには、
「ああ、朝かあ。気持ちがいいなあ」
 と早朝の感覚や気分のほうに焦点が当たります。そして「さあ、起きよう」となります。
 気分や感覚に焦点が当たるために、顔を洗って~トイレに行って~お茶やコーヒー~朝食を食べているときも、その「今やっている」ことのほうに焦点が当たり、その感覚や気分を実感しています。
 もちろんこのとき、「体調が悪いなあ」と感じれば、「今日は休もう」と、“気持ちよく決断できる”でしょう。早めに自分の気持ちを優先したほうがよい結果になると、経験的にも知っているからです。
 そのために罪悪感もありません。~

p110引用


 「相手が言っていることは、“意見”や“感想”にすぎない。相手が高圧的な言い方や怒った言い方で私を動かそうとしても、私は、相手の言うことに従うことはない。私がそれを選択するかどうかは、心から私の自由だ。相手よりも、私は自分の気持ちや感情や意志を、もっと大事にしていいんだ」


kurage0147130:革命的に良い言葉。相手の意見は相手の持ち物で、相手に属するから自分とは切り離し、自分の行動は自分の持ち物だから自分で決めると、明確に分けている。

p111引用:


 それが社長の言葉であっても親の言葉であっても、です。
 あなたがそれに従うことはありません。あなたには、自分がそれを選択するかどうかの“自由”があります。

p128・129引用


 「毎朝“起きるのがつらい”ので、休日は、心ゆくまで寝ているレッスンをする」を課題にしたほうが、まだ好ましいでしょう。


 「おっ、こんな時間か。よっぼど疲れていたんだなあ。よく寝たなあ。ああ。よかった・・・・・。満足、満足」
 罪悪感が強い人は、まず、自分をこんなふうに“いたわる”ことができません。
 そんな人ほど、心ゆくまで眠って、“その満足感を味わう”レッスンをしましょう。

kurage0147130:僕は罪悪感で満たされている。この本に当たる人で、入門者だ。罪悪感問題も卒業させたい。これは親の元で身につけたものだから、卒業させたい。

p152引用:


 もし、そんな“無用の罪悪感”に苦しんでいるとしたら、そんな人ほど「私を優先する」レッスンが必要です。
 例えば、主婦であれば、買い物に行ったとき、つい子どもや家族のことを優先して、自分の欲しいものは後回しにしたり、「今度でいいや」と諦めてしまいがちです。そんな自分に気づいたら、
「まず、私の好きな食べ物を。一番先にカートに入れよう」
 を実行しましょう。
 そのとき、罪悪感を覚えたら、繰り返し実行することで、その罪悪感が軽くなっていきます。それをしっかりと見届けることです。これで、一つの「小さな罪悪感」が消えたことになります。

kurage0147130:僕もこのあたりをどんどんやりたい。僕はまだ卒業していない。少しずつやっていきたい衣。服を買ったり、靴を買ったり、食べ物を買って料理したりしている。


p184引用:

 例えば父親が、あなたに「ゴロゴロするな」と言って挑発してきました。
 でもあなたがそうやって「ゴロゴロする」のは、あなたの自由です。親であっても、あなたの自由を侵害することはできません。
 あなた自身が、そうすることを心から認めることです。~

 あなたがすべきことは、自分の正当性を主張して父親と争うことではありません。あなたが「ゴロゴロする」ことを心から認めていれば、どうして父親の許可が必要でしょう。~


 あなたにとって重要なのは、自分を守るために、非建設的なコミュニケーションから“降りる”ことです。
「ああ、そうなんだ。じゃあ、あっちでゆっくりするよ」

kurage0147130:父とこういういざこざはしょっちゅうあった。僕は自分から降りられなかった。あの頃はほんとうにゴチャゴチャだった。

p186・187引用:
「~
~「物事が思った通りに進まない。なかなか望み通りにいかない」といった悩みを抱えているとしたら、それはあなたが、
「成功させるには、競争相手を打ち負かして、勝たなければならない」
 と思い込んでいるからにほかなりません。

 物事を着実に成功させていく人とそうでない人との違いは、二つに大別すると、焦点が「人に当たっているか、目標に当たっているか」によると言えるでしょう。
 自分の望みを“順調に”達成しつつある人、“楽に”成功していく人たちは、自分の「目標」に焦点が合っています。
 この“順調に”“楽に”がポイントです。決して“苦労して”ではありません。




kurage0147130:すごい名文です。これが実行できれば鬼に金棒だあ。と思います。本の途中だけれど、これで今日は終了。