舎弟(施設)/ ガラスの靴(整体) 

 施設で、KOというトイレを汚く使う車いすの居住者様が居られる。僕は最初、ドアをドカッと開けられたとき、クソとおもって、その方を敵視していたが、最近変わってきた。僕のほうが変わった。その方は、小便の水溜りをよく作るが、今日もデカいのを作ってくれた。もうどうでもよくなった。僕はその方の尻拭いをする役目で、きれいに持って行き仕上げるのが商売だ(清掃)。だからもうその方がどうとかなくなってきた。僕はその方の舎弟のような存在だ。その方の事後処理班の班長が僕なのだから。

 整体Gというところに通っています。いつも首を伸ばして頂くが、伸びきったら落ちるというのが僕の調子なので、いつもG様の整体の後、2日後くらいは調子が悪い。だから今回も調子が悪くなるのを覚悟して出かけた。昨日G様に行き、首を伸ばしてもらい、当日と今日、首は伸びきってガチガチに固められた。なので、明日首は最低ラインに潰れて調子が悪いというのが予想される。ガラスの靴、みたいなものです。シンデレラの。魔法は夜中の0時に解ける。僕の首も魔法が解けたら、最低ラインにあるだろう。怖いなあ。でもその方の整体を受けたいので出かけている。明日当たりを予想している、最低に潰れた首になっているのを。

 僕は水野英子さんの顔が好きです。新聞記事で見ました。年齢的には僕の母くらいかもしれない。愛嬌があってチャーミング。アマゾンダウンロードでマンガを読もうと思う。漫画の線は、ガッチリキッチリ、立派な線で描かれておられました。サインが欲しいです。描いてもらいたいなあ。額に入れて、松本零士ジャイアント馬場と一緒に並べたい。