屈折:父との綱引き

ご無沙汰しています。

 中島美鈴氏の認知行動療法光文社新書を読んだりしていました。そして、中核信念が、僕は男としてダメだ、というものです。(性的な意味ではありません) 父との関係で下を向いていると思われる。

 カウンセラーの先生と、前に書いた内容、父を恐れているという内容でやって頂いて、怖いと思うから怖いという面がある・父を乗り越えるのに、パンチでもいいし、抱きしめでもいい と言われて、僕は抱きしめでどうだと言ったら、僕は優しいからねえ、と言われた。どうも僕は甘いらしい。

 そういうこともあって、昨日調子が悪く、施設で作業するにあたってわき道にそれそうだったので、中核信念、僕はダメだというのは、本当は父がダメで、僕に押っ付けて被せて背負わせたのじゃないのか。父が背負うのを嫌だから僕を否定することによって僕に押し付けたのじゃないのか。父のものではないのか? お前が男としてダメなんだろうと、父に押し返そうとした。

 父に背負ってもらおうとした。お前が背負えと。エレファントカシマシの曲を主に歌った。怒鳴りに切れがなかった。抜けていなかった。どうも曇っていた。精彩を欠いている部分があったけれど、普通の出来だった。80点くらい。あとの20点は、父にストレートにぶつかっていなかった。そこが減点された。怒鳴りの、爆発もなかった。

 父に押し付けられ、屈折した自己感をもっているけれど、それを父に押し返す作業が必要になった。歌がちょうどいい。今のところ押され気味。父との綱引きは続いていく。糞野郎、糞っ垂れ。このまま屈折して、背負わされたまま終わってたまるか。お前のものは、お前に返すからな。