ボン教:弱者を生き抜くチベットの知恵(これから読みます)+心臓クリニック補足

 黒いカーゴパンツパイロットジャンパーで出かけた。歯医者さんで糞うと思いながら治療台に向かった。

 歯医者さんに一生懸命治療頂いてきれいにしてもらった。僕は、女嫌いだ、父母もくたばれ、何かでやっていたが、本当のところは「弱い」だけなのかもしれないと振り返った。

 黒格好も弱さ故、このような格好をしているし、ヨガの先生に振られたのも「弱さ」だろうと思った。何もステイタスがないから、特別なものがないから「弱い」というのではなく、根本的に人間として強がったり、本当の意味での素の部分の強さがないという意味での「弱さ」のせいだろうと思う。自分の核が「弱さ」だときちんと自分と向き合っていれば、強がる必要もないし、強がってくる変な人も見分けられる。

 僕は自分と言う存在の「弱さ」と向き合って、等身大に、脆さ・もろさ と本当の意味での強さを持たない人として自分を主張できる人になりたいと思った。
 復刊ドットコムで一番最初に選んだのは、

・「ボン教」弱者を生き抜くチベットの知恵、創元社、2022 本体2300円+税(2530円)

という本だった。帯に「チベットで1200年間、弱者として生き抜いてきたボン教。困難な状況下でも無用な争いを避け、相手に学びつつ独自性にこだわる姿勢を貫いてきたボン教の初めての一般向け解説書。誰でもできる瞑想法も紹介。 創元社」とある。ちょっとお高い本だ。
 僕は弱者と言う本を読みたいと思ってきた。それで飛びつきました。

 
 心臓のクリニックのことを少し前に書きましたが、初めてのCTで、造影剤と言うのを初体験しました。8センチくらいある太い注射針を刺し、その刺さった状態で15分くらい待って部屋に通され、造影剤を流し込まれました。ナビゲーターの人の言う通り腕が熱くなった。そのうち、股間も熱くなりました。股間が熱くなるという経験はこれまた初体験でした。いい写真が撮れるよう動かないよう気を付けました。

 心電計を首からぶら下げて24時間記録を取るというコンセプトのをセットしてもらった時、犬になった気分でした。飼い猫の鈴をつけられるような変な感じだった。まるで飼い犬のようですね、と首からぶら下げた時は係の人と共有したかったけれど、場にそぐわないと思い言いませんでいた。それで心で、ワオーン、ワンわんと吠えたのでした。センサーの丸いパッチを身体に貼った時も、剥がれたら貼り付ければいいですか、などと聞いたけれど、剥がす時のものすごい力のかかりよう、そう簡単には剥がれないように強力接着されていた、その粘着勅の強さにびっくりしました。とれるなんてことは不可能、ナンセンスだと剥がす時嫌と言うほど自覚した、体験した。
 26日に結果発表です。