続:父と僕の共犯関係。僕は父に甘え、甘い汁を吸ってきた。

今日もテーマ音楽はこれ。よくできているよ。スネアの高い音とヴォーカルが気持ちいい。



2016年5月26日(木)


 父は僕に依存し否定し暴力をふるった。

 その時、父は強く、僕は弱いという力関係を築いた。この力関係を利用して父はのさばってきた。この関係性は、父と僕との間で密(ひそ)やかに維持されてきた。父と僕は共犯関係にある。父の力の強さを僕は支え、僕の弱さを父は支えてきた。もちつもたれつだった。


 父は強く、僕は弱い、この関係双方にとって甘い汁だった。父は暴力に酔い、僕は無力に酔った。うちひしがれるという無力の心地よさに僕は射精し続けた。



 父は僕を否定し憎み、貶(おとし)めることで、自分の力を誇示した。僕は父に否定させることでダメな自分と言うかわいそうな存在として自分を十分に甘やかした。僕は自分を甘やかし、砂糖水と言う甘い甘い汁に快感を感じ続けた。父と僕は共犯関係だ。




休憩:

 父と僕は独立した存在として独自の道を孤独に歩む、牢獄を背負って生きていく義務があるのに、甘えてきた。この甘えの責任放棄の罪は重く、支払いは重くのしかかることになる。あまりに共犯関係は長すぎた。せめて僕だけでもこのゲームから早く降りるべきだった。時間は砂に吸い込まれ、水・命を吸収してしまった。



(復帰)

 父を甘やかすべきではなかった。僕は父に甘えるべきではなかった。

 父は力が強く、僕は弱い。これは幻だ。父は弱く、僕は強い。これが現実だ。反対語のパワーは強い。一方だけのはずがない。逆向きの部分を含み、トータルとしてしか存在しえないはず。父の根幹は弱く、うわべは強い。僕のうわべは弱く、根幹は強い。こうも言える。




(付録)

 そして父の執着、僕に服従と屈服を強いる関係性。

 父は執着することで、自分の関係性を周りにも義務があるかのように強制してきた。父の意見に耳を貸したり、聞く義務はないのに、さもあるかのように執着と強制で押し付けた。

 父の僕に対する服従と屈服の強制は、父の力の誇示、強者の幻想、僕に対する弱者の押しつけだろう。



(僕の病人グッズ)

1否定的信念:僕はいつも屈伏している人間だ。(父に対して)
:僕はいつもうなだれている。
:否定の暗い世界に住んでいる。

:僕はダメだ。
:僕は頭(頭脳)はあまりよくない。(記憶力、理解力、構築力)
:僕は服従している。(父に対して)

:僕の力は弱い。(父に対して)(頭脳、エンパワーメント、弱者、自分の能力に対する自信の無さ)
:僕のペニスは小さい、弱い(男としてダメだ、父に対して)



 これらは僕が持っているからそういう人間だというのではなく、父との関係性で、僕が自分に与えた甘い汁、父への甘え、自分への甘えとして持っている、病人になるためのグッズたちだ。必要はない。僕がどういう病人グッズを集めてきたかがよくわかる表になっている。


 僕は自分に対してエンパワーメントすべきだと思う。

これらの表は役に立たない、僕の足を引っ張る改善すべき道具たち。