本:何者かになりたい(道新引用:肩書や名声では承認欲求は満たされず、他者との関係性が大事~) 熊代亨

 道新の本の紹介の欄で、この本を知りました。もうネット購入しました。中古です。安く手に入れました。

 僕が自分が満たされず、あと1年とちょっとだと自分の賞味期限を焦っていたのは、何者かになりたい、という欲求からであると、この本の内容をちょっと齧って認識しました。それまでは有名になりたい、くらいのものかなと思っていた。

 この本のアマゾンレビューは評価が低い、というのは全部読んだので知っています。そして、試し読みクリックで読んでみて、それは当たらないだろうと思いました。著者の意図が、何者かになりたいという欲求を持った人に、それを成就させようとしたとき、どのようになるかの羅針盤・予測のために書かれたものだからだと僕は理解した。もしくは、全体の地図、道に迷わないようにするためのものだと思う。だから、精密さや学問的な正しさは必要ない。
 読んでないのでハッキリしないけれど、僕は満足すると思う。父という病、母という病::岡田尊司 氏の本の内容とも守るべき領域は被るかもしれないと感じる。岡田氏の本は、父母問題の子供への影響、悪影響について書かれている。本の一番最後に、乗り越えるための地図を示して執筆を終えている。父母問題の子供への影響は人生を狂わすくらい大きい。僕のこの何者かになりたい欲求もここと被ってくる。もう一回読み直した方がいいのかもしれない。母という病は全部通して終えていない。