便器磨きと This is a pen.(基礎固め、心の基本事項30)

 今現在考えているのは、僕の頭の中で進行している心象風景と現実界で実際に行っている現実行為を切り分けたい、自分の中で2つに区別して使っていきたいというものです。

 先日、施設で便器磨きをしていて僕は女のことをぐるぐる、グルグル、ぐーるぐるとこねくり回していた。一人で作業していたので自分の心にかかずりわっていた。しかし終わってみると、作業に集中せずゴチャゴチャ別のことを考えながらやるという、まことに労働者としてけしからん態度だったと気づいた。他の方々は一生懸命作業していたというのに。

 そこで、何が悪かったかと考えた。これは、心のことと現実に作業していることを切り分けられていないからだと気づいた。もちろん、これは最近の内向を脱しつつあるという流れの中での気づきです。僕は、心の中で進行していることと、現実界で起きていることを区別できてこなかった。する能力を持たなかったのですが、ここにきて成長して2つに切り分けられることに気づいた、できるようになった。ものすごく成長して、自分の中では一大革命ともいうべき事です。

 クリニックの待合室でも、心の中では、あの人はおばあさんになって苦労して歩いているけれど若い時は娘さんではしゃぎまわっていただろうな、とか進行しているけれど、そのことは誰も僕の気持ちは誰も気づかないけれど、僕を見ている人は僕が下を向いて座っていると現実界の僕を認識しているだろうな、ただそれだけで僕の心のことには気づいていないだろうな、とかできるようになった。心象風景と現実界のことを分けられるようになりつつある。これは僕にとってものすごい事です。それだけの話ですが。

 生協の葬式に申し込もうと思っている。安そうだから。それでも結構な出費にはなる。当たり前で必要経費だけれど。寂しい話も進行させようと思っている。


 心と現実の切り分け、簡単な英語、便器磨きと、僕にとっては基礎的なことを、自分にとってのものすごく大事なことをしている。

・どんどん 話すための瞬間英作文トレーニング、森沢洋介、ベレ出版

を行きの交通機関でやり始めた。例文が This is a pen. みたいのから始まる、ちょっと赤面するような簡単なのをやっている。英英辞典もいいけれど、簡単な大事な本もやった方がいいなと思いやり始めた。交互にやろうと思う。