KEYAKI REPUBLIC 2017/欅共和国2017 を見て、3曲とDISC2が面白かった。

欅共和国2017 disc2残り8分まで見た。

 感想は、大人は信じてくれない、エキセントリック、不協和音だけがdisc1で面白かった。ダークな振り付けに惹かれた。

 これらの振り付けを見て思うのは、攻撃、否定、暴力、葛藤がうまく表現されている、これらの曲がなかったら、こいつらただの少女じゃないのかと思っていた。かわいい顔と笑顔に見えなくなって。けれど、上の曲たちでは、男と同じ攻撃などが男以上に表現されていて、この欅少女たちのスペックが男と同じことを思い知らされた。攻撃などは、男の専売特許と思ってきたけれど、そうではなく、女も同じように持っている。ただ、欅はアイドルのチャンネルを使ってかわいらしく振舞うこともできるので、この世代の少女の表現をうまく使っているだけで、男が持っているものをこれらの少女も同じように持っている。表現としては男以上にダンスという表現で暴力を出せて見せることができてしまう。
 アイドルの笑顔と愛想で僕は目が曇っていた。彼女たちは、ずるさ、かしこさ、聡明さ、悪さ、拒否、否定も男と同じように持っている人間で、仕事として欅をやっているので営業活動として少女チャンネルを使ってファン活動を行っているだけだ。男より強力で強いかもしれない。

 彼女たちに少女やアイドルを見ていた僕が甘かった。したたかな彼女たちは、大人でもあるだろう。disc2メイキングを見て、世間の人たちの活動と同じように職業としてダンスの芸能活動をしているだけだ。ステージの高さとライトの明るさで目が曇った僕とは違い、ステージダンスを作り上げる日々の活動は日常で地味で労働だった。ダンスをステージに現出し舞台を作る欅はスタッフたち支える人たちと共に金儲けの労働の先兵で売り上げを上げるためにダンスを磨いてフライヤーに見合うステージダンスを作り上げた。金儲けの元で先兵である欅は男たちの利権のために若いダンスのできる女性を売って収益を上げる。莫大な。ビッグビジネスとして成功しているモデル。彼女たちは年を取れば入れ替わっていく。収益のシステムを男たちによって作り上げられている。夢とか華やかさ、格好いい、かわいい、はビジネスを成功させる大きな味付けとなっている。
 ステージダンスの完成度が上がって、夢を売って、皆が浮かれれば収益は大きくなる。ダンスは人間のエネルギーの何かだけれど、言葉にできない、エネルギーの塊だろうけれど、それが完成されて、このビジネスは収入を大きくあげられる。表現力というよくわからない、見えないダンスエネルギーが核となり、人々を惹きつけ収入も吸引される。彼女たちの若さは同世代との共感によって共有されている。同年代からの収益を主な収入とする。僕みたいな中古を買う爺は相手にしていない。スタッフはたくさん働いていたなあ。

 欅はビジネスとして大成功を収めた。彼女たちは柱であり、先兵であり、はなかい踊り子たちだった。彼女たちが欅を動かした。しかし大きなビジネスの歯車は回り続け、いろいろなものを飲み込み、排除し、お金が大きく動く。とてつもなく大きいだろう。スタッフのと男たちの幹部は冷静に観察し適正に動かしお金を転がし続ける。と、いい加減なことを書きました。おわり。


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