ACTとウェルビーイングを読みながらの感想::: ::: :::

・こころがふわっと軽くなるACT、刎田文記、星和書店、2020

 自分に対して冷たい言葉をかけているのではなく、慈しめる・いつくしめる 言葉をかければ、余裕も生まれると。
 今日読んだところは、梅干しと聞くと唾液が出るのをレスポンデント行動と呼び、音声や文字で梅干しと聞くと口に唾液という条件付けがなされる。しかし薄めることもできる。言葉だけ梅干を聞き続けると、唾液の量が減っていく。
 子供がぬいぐるみのウサギを見て、かわいいねとお母さんにいい、お母さんがフワフワしているねと正のフィードバックを返すと、子供はお母さんに話しかけようと思うようになる。しかし、お母さんが献立のことを考えていて子供に反応しなかったら、そういうことが続くと、お母さんに話しかけようと思わなくなるという、オペラント条件付け、というのを習った。

 これらを提示されるとこの本はややこしいというのがわかるけれど、この本は種まきをして、成長させ、後で僕たちを別のところに連れて行ってくれると期待もできる。だから面倒くさいのにも付き合おうと思う。言葉と行動の関係性をいじくるのだと想像できるから。p24まで読んだ。


・生き生き働く、活き活き生きる 8つのステップ ウェルビーイング手法のワーク&トレーニング、須賀英道 齋藤朋恵、星和書店

 今日読んだところは、相手と共通の話題を見つけること、天気のこととか。
 会話はまず、肯定‐感謝‐否定‐次へとつなぐ言葉 として受けるといいらしい。
 食べに行かない? と誘われて、お誘いいただきありがとうございます。でも、今日は用事があっていけません。また今度誘ってください。今度はぜひ行きたいです、というようにいうらしい。

 この例では、上司が僕に、上司は他の人に話しかけながら僕のことを話題にした、紺の作業ズボンを穿いてウェストポーチをつけて清掃のやる気満々だね、みたいなことを他の人に言っていた。僕は、そうじゃないんです、みたいに反応した。自分で言っていてもよくないなと思った。
ふられて、僕やる気満々です、でもこの格好そんなに似あいますか? 格好から入っているので仕事どんどんくださいね。みたいに言ったらパーフェクトだったかも。
 なぜそういえなく否定の言葉で返したかというと、相手の言葉で自分が塗りこめられるように感じたから。たぶん親の影響からだと思う。昨日習った、自分にはたくさんのパーツがあり、いろいろなパーツを持っている、という考え方。例えば、仕事への熱意とか、仕事が多くて面倒だなとか、いろいろな部分でできていて、それらを持っているという見方をしてこなかったせいだと思う。持っているという見方なら相手の言葉に塗られるという感じ方をしなくていい。
 褒められたら、そういう部分もあるし、怠けたい部分もあるといろいろな部分を持っていると自分の許容量がアップすると思う。塗られるという感じ方、相手の言葉に規定されるという感じ方をしなくてよいと思う。
あと、否定の言葉を肯定の言葉に変えると、気分が上がってくる、というワーク。
疲れた、楽しいぞ。面倒だ、簡単だ。やりたくない、どんどん仕事をくれ。など、逆の言葉を使う作戦がいいらしい。嘘をつくのではなく、楽しく仕事をするための方便だと思う。


 昨日習ったことで、モップ作業は楽しいとか、トイレの便器磨きは水を使うので楽しいとか、その、塗りこめられるのではなく、僕の基本トーンの仕事は大変だキツイという一色の感じ方ではなく、楽しいという言葉で感じると、視野が広くなり、他の人が見てもいいなと思えると思う。作業の好きな部分をもっと感じて楽しめるようになると思う。僕は面白くない一辺倒に感じようとしたりするから。仕事の楽しい面に目を向け、そこをもっと感じて表現できたらいいと思う。広がると思う。あと今日習った、否定の言葉を肯定に言いかえて使うのも有効だし、実践していきたい。そうすると、積極的になり、憂鬱間に浸らなくていいし、嫌々やっている感が減るし、楽しめるようになると思う。そういう部分、楽しめる部分も持っているので。