アベ総理マスク⇒猫のマスクへ + 地獄への請願(追記あり)

猫のマスク

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地獄への請願

 人々はよく、殺してやるとか、許せねえから殺してしまえ、という。この時殺人者は殺される者の上位にいると考えている。

 しかしこれは全く間違った考え方だ。ほんとうのところ、殺されたものはやはり地獄へ行く。しかしここが大事だが殺されたものは請願書を閻魔様から頂くことを見落としている。

 閻魔様から頂いた請願書に、殺されたものは殺したものの名を書き込む。この書き込みは変更不可能だ。そして強力な力を持っている。殺されたものは閻魔様へ請願書を渡し受理される。

 その請願書は、閻魔様と極楽の仏様の片割れの台帳に書き込まれる。どういうことかというと、閻魔様が半分の台帳を持ち、極楽の仏様も半分の台帳を持っている。この方割れ2冊で1冊になる仕組みになる。閻魔様の台帳に、受理された殺したものの名を書き込むと、極楽の仏様の台帳にも即座に反映される。そしてその極楽の仏様の台帳には地獄所属の殺したもの名が登録されている。だから間違って極楽へ行っても、地獄へ突き落とされるのだ。

 そして一番怖いことだが、登録されてしまうと、地獄の閻魔様の台帳に書かれることは永久に書き換えられない。だから未来永劫、地獄所属の殺したもの、ということになる。

 だからくれぐれも、殺してやるなぞと、いうものではない。この仕組みは頭に叩き込んでおいた方がいい。間違って地獄の閻魔様の台帳に書き込まれる、刻まれる、ということがないように。

 そして、忘れてならないことだが、地獄へ一度落ちた殺されたものは、1年間の地獄の務めの後、極楽へ召喚される。なぜ一度地獄へ落ちるかというと、それは請願書を書いて、殺したものの名を台帳に未来永劫刻むという業を背負ってしまうからだ。これは致し方のない事だろう。地獄へ行った後、殺されたものは業の務めを解かれ極楽の住人になるのだ。幸多いことを望む。


 しかし、殺したものも救われる道がないわけではない。唯一の道は、自分のしたことを仏様に「助けてください」と頼むことだ。もちろん殺されたものにも「助けてください」と頭を下げることになる。表面的に、地獄の苦しさから言うものはいる。しかしここでは、自分を顧み・かえりみ 、心底反省し、救いを心から求めることが必要になる。だからこの方法が助けになるものは、100年に1人くらいしかいないといわれる。
 まったく道がないと思われる殺したものだが、これが唯一の道だ。極楽に行くには、承認されても5年の務めの後ということになる。