失敗

・ ボスのための織りを失敗したことで、ボスに切り捨てられた(雰囲気で、ぶっ潰し、切り込まれた感覚)、非常に僕の立場場所がなくなり心苦しかった。ボスが辞めろというなら、辞めざるを得ないなあという雰囲気で、帰りの交通機関では完全敗北感が強かった、というか覆われた。完全にボスに負けたと思った。
 だから今日出かけて、今日も切られたらどうなるだろうと思った(覚悟はあった)。今日は切られなかった、ボスにその気がないらしく、親切にされた。

・ 作業所では、野球ボールの補修をしています。いまだに失敗しています。慣れた感覚は強くなりました。昨日野球ボールを縫っていて、きちんとできたので、今日出かける気分になれたと思う。

 作業自体に上下の区別はなく、トイレの便器を拭いても、織をしても、皿を洗っても、床を磨いても同じだと思う。みな同じ頭の使い方だと思う。よく観察し、神経を行き届かせ、全体を動かそうとすること。

 それと、僕はできる人を目指していて、できる人になろうと思ったり、できるんだと思ったりするけど、いつでも初心者でいないとミスすると思う。いろいろなところに神経を回して、いろいろな手続きを踏んでやっと一つの商品になる。出来る人というのは、僕の場合、自動でできる人という意味合い。何も苦労せず、上の空でもできてしまう。この自動でできるできる人という、僕の愚かな理解が失敗を産んでいる。

 本当のできる人は初心を持っていて、いろいろなところに神経を行き届かせ、厳しく向き合い、失敗を退ける人だと思う。失敗は自動から入り込まれるので、手続きを踏んで厳しく観察し、失敗を乗り越えなくてならない。成功と失敗は同じところにあり、生と死みたいだけれど、厳しく失敗にはどいてもらわなくてはならない。



 もっともらしいことを書きました。昨日から風邪を引いていて早く寝ます。



・ トパーズという、ミセス向きの靴ブランドから男性冬靴を買った。足にピッタリで、何より軽いのがいい。どれだけ持つか不安だけれど、冬が楽しみだ。