I am an old goat. :ぼくはすけべえじじい

 若い女の尻を追い掛け回す僕は、すけべえじじいだ。


 皿洗いをしていて、スタッフのコップを壊した。僕の立場は悪くなった。強く引っ張ったら取っ手が取れた。僕はそのスタッフのコップが好きだったが、今日の洗い方を振り返ると丁寧に扱わないで怒りをぶつけていたところはあると思った。

 そのことを帰りの交通機関まで引っ張ったが、僕は自分の価値がないように感じられた。そう、自分の価値が貶められるように感じていたことがそういう表現になっている。
 父母はそういう面では悪い人で、僕が失敗すると強くいかったり不機嫌だったり押し付けようとする人たちだった。だから僕が自分の価値を剥がされるように感じるのは、無価値のように感じるのは父母の僕に対する態度による。

 帰りの交通機関で自分の場所がないように感じられたので、僕は自分価値という言葉を思い出し、価値が問題になっていることに気が付いた。
 僕の価値はいくらコップを壊しても、変わるものではない、価値は落ちないと思うことで乗り越えようとしだした。どんな失敗をしたって、僕の価値が落ちるわけではないと。(重大な過失は責任を問われる)
 父母が悪い人だったから、僕は無価値のように感じるけれど、それは父母の思う壺だ。バカヤロー、父ちゃん母ちゃん。


・ goatを辞書で引くと、タイトルのような表現があった。ヤギには英語ではいいイメージはないらしい。悪魔も関係してくるし、踏んだり蹴ったりだ。スケープゴートもそうだし、やぎ座の僕はヤギと関係を深くしてもろくなことはないや。辞書で後ろにある、gob は唾を吐くになっている。もうちょっと後には、godというありがたいのもあるが、ちょっと離れているなあ。