カウンセリング:磔刑の男(先週は仏壇の位牌)

 カウンセリングを受けました。先週は仏壇の位牌でしたが、今週は磔刑の男でした。キリストのように十字に釘で両手両足を打ち付けられ磔・はりつけ られていました。(心理療法をしていただき、地下室に降りて行き、そこのドアを開け、黒い空間に磔刑の男がいました。)

 男は釘で固定されていて元気がなくうなだれ、痛々しそう、というより残酷に固定されていました。生贄というか暴力というか、憎悪の対象で悪い感情を向けられ一身にそれを受けて制裁されている図でした。

 残酷なので、周りにいる群衆と共に降ろしてあげました。本当なら釘を抜いたら死んでしまうかもしれませんが、心の話なので釘をとってアルコール消毒を施し、白湯を飲ませ、身体にお湯をかけたり毛布をかけたり温めました。薪も周りで焚いて暖かくなるようにしました。

 最後に時間が迫ってきたので、カウンセリングの先生主導のもと、何かおいてあげるものはないかとのことで、みかん・オリーブ・砂糖・お酒?(だったかな?)を置いて地下室を後にしました。

 先生に感想としては、僕が作業所で受けている迫害・大袈裟に言うとそうなる・かなり被害妄想な表現、の影響もあるのだろう、とのことでした。

 僕自身の感想としては、心理療法の途中挟んだ、向こうから来たものに対して、憎んだりするのではなく、先生は決別の道もあると仰ったが、別の形に変換して、ここで想定される両親のおもに母に対して抑圧したので、向こうに向かっていく 違うものをぶつけるという形にしたいと言った。
 あと、アマンダと僕(新聞で知った映画、見に行く余裕がなかったので買った)のように、傷を乗り越える方法を模索して乗り越える方法を作りたい(カウンセリングでは違うことを言っていた)というような内容の話を僕はしていた。


 作業所の僕の状況は良くなく、これからどうなんでしょう、という状況なので、カウンセリングの先生のもとでの心理療法はなんとか打開したいという、切なる願いのもと真剣な、大事なものとして診て頂いています。ありがとうございました。