2015/8/16(Sun・太陽の日・ハンバーガーの日(ハンバーガーは丸いので))
・ 父は、中学2年間野球をやっただけなのに自分ですごいと思っている。ピッチャーだったのが輪をかけている。転校先の中学・高校・大学・社会人でやればいいのにやらないから、頭の中ですごいに増幅されている。そんな父のファイターズにのめり込んだところが大嫌いだった。
今日は、そんな父から学んだ。
僕は、父が隣の部屋で花燃ゆを見ている時、ファイターズを見ていた。父の野球への執着は凄まじく・気持ち悪く・辟易させられる、なので僕がファイターズを見るのはまれだ。
久しぶりに見ていたら、5回の表のファイターズの攻撃。外人が打って2塁に出塁し、試合は0-1で負けている。対戦相手・楽天。アウトはわからん。これでつなげて得点できれば同点。
父はここを覗き込みに来て、なんだ負けているのかと、花燃ゆを見に部屋に戻った。
ここで思った。父は結果だけを見ている。父は勝った負けたを気にし、勝ち試合にしか興味がない。負ければ何もなかったかのようになるし、努力も何も見ていない。
☆ 試合は、プロセスが大事なのではないかと。ここが頭の悪い僕が今日気づいたこと。勝つようにもっていくための、その相手とのやり取り、攻防、駆け引き、流れの作り方、その1球1球のやり取りが醍醐味なのではないのか、そこに野球があるのではないのかと。
そうです、プロセスが一番大事で結果ではない。負けでも負け方があるし、勝ちにもっていく流れの作り方がある。そのための1球1球にすべてを賭ける。
父から学んだのは、反面教師としての父の間違った見方からだった。父は明らかに間違っている。
・ 僕は作業所に通うほかに趣味でもいいから何かしなくてはいけない。つまらないし、なにかしたい。
そのための教科書として、今読んでいる
・NHK仕事学のすすめ、川口淳一郎、2015/08 高い塔から水平線を見渡せ! 前「はやぶさ」プロジェクトマネージャー:小惑星イトカワから衛星のロボット制御で砂粒を地球に持ち帰った(正しい説明か?)。
第1回を読み終わった。放送より遅れている。録音はしてあるけれど、録音の内容はつまらない(過去の他の人の放送を聞いて思ったこと)。それより、テキストは面白い。
この本を読んで、この書いてあることを自分の目標のために使えるなら教科書になるなと思った。この本は、発射(精子)し続けるくらい内容の濃い、刺激的なものだ(第1回を読んでの感想)と、思っている、いまのところ。
p21
イオンエンジン成功:50点。イオンエンジン稼働1000時間:100点。地球スイングバイ成功:150点。などなど、500点まで加点して、この衛星ロケットの評価付けを行い、ロケット計画を承認してもらうための評価方法。
p22
何が足りないのかを見るのではなく、何がプラスだったかを見る~
減点方式では、最初から100点という天井が決まっているため、本当に新しく、難度の高い計画の価値が正当に評価されないのです。~
p14
高いところから、というのは、1本の塔でいいのです。1本の塔を建てることで、新たな地平が見渡せるのです。塔どころか、1本の槍でも、一本の針でもいい。しかし、これは土台をしっかり作って、全体をおしなべて高くしていこうということではありません。そのやり方では、世界最高峰には絶対になれないと思います。不安定だろうが何だろうが、とにかく高いとんがりを1本作ってしまう。作ってしまえば、今度はその周りがどんどん高くなっていきます。
周りが高くなってくるのは、遠くが見えてくるからです。別の言い方をすると、最初に高くしないと、土台も作れないのです。
~
(kurage0147130):これを自分の目標に使えたら、うまくいきそうな気がする。でも、現実に使うのは難しい。僕は、音楽でやってみたいと思っている(頭の中で)。どうやったら現実で使えるか。作戦が大事で、どう実行していくか?
・NHKテレビテキスト 100de名著、種の起源 ダーウィン、長谷川眞理子、2015/08
p40
~同じ欲求を持つ複数の種が同じエリア内にいた場合、安定的に共存することは難しくてどちらかが滅ぶ、というのがガウゼの「競争的排除の原理」です。
では、同じ場所で共存し続けるためには、生き物はどうすればいいのでしょうか。できるだけ他の種と競合しない、異なった習性や特徴をもてばいいのです。~
(kurage0147130):これは、できるだけ変な人間の方が残れるということでしょうか。同じものを奪い合うより、変な特徴や見方は競合しないので残れるのでは? と思いました。
また本に、進歩することが勝ち残ることだというのではなく、枝分かれしてたくさんの種があるので(進歩したのではなく、最適化した)、進歩するという見方が万能ではない、多様な種の存在があるから皆生きていけるというようなことを読みました、僕の理解。(p54)