プール日誌:新聞:本  (雑記)

 プールに行きました。背泳ぎは混んでいたのでやらず、水中ウォーキングと平泳ぎ真似事をしました。

 平泳ぎですが、頭を前を見ながら泳ぎ、視界に水面をとらえ続け、呼吸の時に少し顔を出すという、ほぼ身体をまっすぐの浮いた状態にしようとした。結果、身体の沈みが少なかった。水に良い意味で慣れてきて、首もそんなに潰れていないので前を見ながら泳ぐことができ、呼吸もまあまあできつつあるような、自分の中ではゆっくりだけれど進んでいっている(泳げるようになるという目標)感触を持った。ずっとビート板を握って練習した。満足した。

 水中ウォーキングも、おばちゃんが多くて、端っこいっぱいいっぱいを使ってできなくて、途中でカットしたり折り返したりして現実の状態に適応しながらやった。泳ぐのも蹴られないように注意はした。水の世界は独特で、粘るような絡みつくような不思議な世界だ。泳ぐという活動も特殊だし。普段の生活に泳ぐがないので、別世界に足を踏み入れているという月に行くみたいに不思議な感じがする。(わかって書いていませんが、ちょっといい加減な表現。


 カウンセリングも受けました。今日は地下室はやっていただかず、振り返りだった。そこで言ったけれど、僕の家族は社会の嫌われものばかりだなと。社会にとって有用な人間ではなく、いなくてもいい、いると鬱陶しい嫌われる者たちだ。
 今度母に、僕と父を支え続けて、お母さんは大変だったね、父はいい加減な変な人だったし、子育てと父の面倒、家の管理と全部背負ってきて。みんなお母さんがやってきたことだものね、みたいなことを声掛けしてみたいなあと、カウンセリングを受けて思った。先生も勧めているようだった。



 僕が作業所でやることは、どうってことないさ、といろいろな難題・自分の負荷を重いと思わず、ひょいひょい歩けるようになるための呪文の言葉として自分自身に対して言っている。被害者の役でもなく、お飾りでもなく、主体的に、積極的にかかわって、負荷を気にせずやるには、どうってことないさ、という言葉は大事だ。


本:

・ 会計と犯罪、細野祐二、岩波書店
この本をここに書いたのは、読んだわけではなく、


北海道新聞、2019/06/28金曜日 朝刊7面 聞く語る のコーナー 「犯罪会計学を提唱する 元 公認会計士 細野祐二さん」というタイトルの特集を読んだから。

 僕は理解力がないので、正しいことは書けない。ここに当たって読んで頂戴。
僕の理解としては、キャッツという会社の粉飾決済にかかわったという罪で会計士の資格を失った。抹消された。でも、これもでっち上げだと細野さんは言う。資格がなくなってからのほうが有能な仕事ができ、数々の会社の粉飾決済を見抜いてきた。
 そして一番興味を持ったのは、元日産のゴーン社長は、無実だと細野さんは言う。僕はニュースを見て、巨額の富を食い荒らす害虫だというイメージで悪のレッテルを貼ったがそれと反対の意見で、ゴーン元社長の主張する意見を肯定しているようだ。この役職ならもっと数千億円もらってもいいけれど、数十億なら少ないほうだ。ゴーン氏に貪ったというなら・むさぼったというなら、取締役会でヤジを飛ばせばいい・主張すればいいというような内容だったと理解している。

 検察の正しいというイメージと対立する意見だった。僕にとっては。立場が違えば見えているものは違うというべきか。
 粉飾決済と司法を補い合う関係でみるのが、犯罪会計学の学問、新しく作ったらいいという意見らしい。

 ここまでが新聞に書いてあった内容の僕なりの理解。限界。
 なんせ僕は理解力がないので僕の頭でわかる以外のことは書けない。
 


・100de名著 マルクス・アウレリウス、自省録、岸見一郎著、NHK 2019年4月

 これを読んでいる。3章途中まで読んでいる。
 テレビは4回目だけ録画して見ていない。

 この本、冊子、読んでみて僕と相性がいい。100de名著は、読んでも印象に残らないのが今までだったが、これは僕に響く。

 アウレリウスを殺そうと思った部下を許してもいいと思ったと。部下は、殺すのが良かれと思って計画したがそれは誤った判断でそういう結論に至った。誤りは誰にでもあるもので、主張・思考の正しい道筋を辿らなかったからそう行き着いただけで、正しい判断をできなかった、判断ミスとして許していいと思ったらしい。実際は捕らえたやつにすぐに殺されてしまって許す猶予がなかったらしいが。

 第2回:「他者」と共生する
 p65 引用:

「~今回は、他者という「外」なる煩いに、どう処していくかということを見てきました。そこから自由になるには、

☆☆☆すべての人間は協力して生きる同胞だという視点を持つこと、(引用者kurage0147130が星三つの記号を挿入しました、実際には星はありません、重要だと思われたのでハイライトしました) 
 

 自分を害そうとする人があっても、自分もまた同じ過ちを犯しうるということを知ること、怒りの情念から自由になれることを見ました。
~」


(引用者:kurage0147130):この星三つの言葉はこれからやっていくのに、自分を回すうえで土台になる栄養だと思う。骨格というべきか。人間とどうかかわるか、その根幹の 見方。ありがたく受け取ります。読んでよかった。相性抜群。菜根譚西郷隆盛、夜と霧の人とはあまりなじめなかったので。どの人も重要そうだけれど、しっくりこなかった。

 そういえば、カウンセリングの先生にボヘミアンラプソディー映画をすすめられた。すごくいいと。いずれ見ようと思う。高いのかなあ。音楽はクイーンのを使っているのか、カヴァーしたのか、先生はオリジナルだったとか仰っていたが、裏をとっていないのでわからなかった。
 レディオヘッドトム・ヨークの新作がTシャツセットで発売になる。僕はそんなにファンでもない。プリンスのほうが好き。