お寒い僕の女性に対する見方。


 看護師の女性が挨拶をくれていたけれど、昨日は全くだった。
 僕はこの女性とは寝れないと思った。そう僕は女性の基準を寝れるか寝れないかに置いている。
 しかも、女性から寝ることを通して利益を引き出そうとしている。僕の側から何かを与えたり作るのではなく、身体を手に入れるという利益だけ貪ろう・むさぼろう としている。

 僕が55まで女性関係が全くだったのはこの面がある。一言でいえば身勝手。自分だけ得しようとしているのかもしれない。性的に利益を得ようという目でしか女を見ていない。

 でも、ずっとこのままでいいとも思っていない。身体目当ての僕だけれど、一歩進めて女性と作る、女性の側に与える関係性もあるとは思っている。いままでは、自分だけ得しよう、身体が欲しいだけだったけれど、別の道もある。ここも家族と言うフィルターが必要になってくる。家族と言うフィルターは、関係性を一歩踏み込むと思う。相手と相互関係になり、共にという見方も含まれてくると思う。僕がまだ子供の状態なので良く見通せないけれど、共通の何かを作ることなのかもしれない。それはよくいう、家庭というものかもしれない。

 でも今のところ、僕が女性に対して身勝手だったのは確かだ。そういう見方しか持ってこなかった。性的搾取の見方。お寒いが僕の貧しさをあらわしている。