変態仮面の感想 + ~しなければならない

 変態仮面の本編を見終わりました。それでメイキングを見ています。本編を全部見たので、メイキングが楽しいです。
 映画の真面目仮面が出てくるあたりから面白くなってくる。安田顕の偽変態仮面の変態ぶりが、演技が迫真性があり引き込まれた。より変態が強いという独自理論をぶち上げたりした。安田のほうが鈴木より変態性が高いという設定だった。
 映画を見ていると破綻なく進むので当たり前に思えるが、メイキングを見るといかに作るために皆が努力して演技して指導して作り上げるかが感じられた。
 この映画、最後まで見てエンターテインメントだとわかった。笑い飛ばすために、敢えて変なヒーローを作ってしまった。笑って見終われば、この映画の目的は達したのだと思う。鈴木の裸は格好いい。最後のシーン、股間が立ち上がるところはおかしかった。それで机が高かったのだった。オチが分かった。

 3日の休みのうち、2日、泳いだり走ったりした。


・ 自己肯定感が高まる習慣力、三浦将・みうら しょうま、三笠書房 知的生きかた文庫

 は、自己啓発本の常で、作者の会社から指導を受けないと肝心のところはわからないという作りになっている。よくある誘導型の本だった。本は会社の宣伝のためだった。しかし、学ぶ点がないかと言うとそんなことはない。前に書いたが、自衛隊の方の本で、鬱のことを詳しく書かれた方と同じく、この本も習慣を変えるには少しずつがいいらしい。無意識の反動があるので、少しずつ変えていく。

 僕は、~しなければいけない と言うところに書き込むとすれば、仕事が人並みにできなければいけない、と思い込んでいる。それで今回のように休むことを避けてきた。でもずっと一年やって、このままでは続かないと思って、休みを入れてもらった。休むことは人並みでない僕には似合わないと、思い込んできて休みをもらえなかった。今回開き直って、続けるために敢えて人並みにできない自分でいることになる、休みを多くもらう行動に出た。しばらく経ったら、また元に戻してもらうかもしれない。
 タダラフィルの薬をもらい、意欲も出てきたし。人並みにできない僕が施設でどうなるかわからないけれど、試してみることになった。休みが一日多いだけで、余裕が出た。
 
 他の人に好かれなければならない。と言うのもあったけれど、これは自然消滅してきた。僕は嫌われることが多いし、それは他人がやることなので、相手に任せるしかない、だから僕にどうこうできる余地がない。だから嫌われても、そいつの問題だ。俺に押し付けるな。になってきた。俺は自分が大好きだと、そいつに向かって心の中で叫ぶことにしている。

 休みの日でも、何かしないといけない、と思っている。建設的なことをしないといけないと。でも休みだから何もしなくてもいい日だよん。掃除したり、勉強したり、音楽したり、運動したりしないといけないと思っている。何もしなくてもいいと思わない。それは親に勉強しろと言われ続け、休みの日も、自分の好きなように使ったことがなく、さりとて勉強しなかったという、僕の優柔不断ぶりがあるから、今も休みの使い方が下手糞になっている。

 本では、しなければならない、は、したい に変えられるとあった。その方法は伏せられていた。
このテーマは、
・ 傷つくのが怖くなくなる本、石原加受子、PHP文庫
の主題にもなっていた。まだ全部読んでいない。答えは出ているのだろうか。