受け止め

 僕が女性関係で全滅なのは、受け止めができていないというのがある、と最近思っている。
 女性が僕にちょっと好意を抱いたとしても、重く感じ、受け止めることができず体を曲げて逃げるように逸らすのが、女性関係がうまくいかない原因だと思う。

 父母に僕は受け止めてもらった、認めてもらったことがない。だから、意識的に育てないといけない。
 カウンセリングの先生には、自分史を書くといいと言われている。それは小さい一つのトピックにまとめて、父にプールに突き落とされた日なら、そのことについて書き、その時どう感じたか、今はどう思っているか、書くというもの。それは先ほど言ったように、受け止めを入れてやるといいと思う。父にプールに突き落とされて、小さいトラウマになったけれど、それは父自身が怒りの不満の人で、僕に矛先を向けて自分の問題をすり替えたのじゃないのかとか。父のバカヤローと感じている、小さい子供にやるには卑怯な野郎だとか、でも父の未熟さがあるので父がバカなだけで、僕には何の落ち度もないとか。

 作業所でもFさんというスタッフが手芸作業所にいた。その人は男に対しても包容力を持っていた。だから多分女性にもモテたと思う。そのような包容力を少しでも身につけるべく、自分史を書くのは有効かもしれない。まだ、踏ん切りがつかないが。