野郎ども、取り掛かれ!!!


 作業所の野郎どもは、みな叩いてやる雰囲気を出していて、糞っ垂れだった。

 人間実力以上には扱われない、というのがあるので、僕の実力はこの程度なのか、こんな安い扱いしか受けない、そういう奴だったのかと、怒り倍増したが受け入れも自分の中で並行して進められた。

 野郎ども、くたばれとしか思っていず、鼻白む・はなじろむ。皿洗いの時、変な圧力があったので、心の父に、パンツにしまえよ、見せびらかすなよ、早くしまえよ、のような感じで言っていた。そうすると周りの圧力も少し変わってきて減ってくる感じだった。まあ、父問題を解決してないので、その父になったつもりで周りは接してくるのだろう。だから心の父に文句を言って、攻撃するのは、周りの人間の攻撃をやわらげるのに、絶大な効果がある。

 昨日は、ボール紙を壊し、段ボールを壊し、ゴミ袋にパッキングする役目で、今日は、着物のポリ袋をゴミ袋に入れ限界までパッキングする役目だった。作業所はケチなので、限界までゴミ袋に入れて捨てることは推奨されている雰囲気がある。
 これが結構疲れる。パッキングまでもっていくのに疲れるし、詰め込むのも結構負荷がかかる。昨日今日、汗だくだくになった。

 野郎どものために頑張ったのさ、ねえ、野郎ども?

 もう、おもしろい女と妹にはまじめに付き合う気はなくなった。今までみそ汁の具が少なかったのは、あいつらが操作していたことが分かった。ご飯もたまに、古いのを入れやがるし。野郎女ども、ふざけるなよ、お前ら俺の弱いのに乗じやがって、足元みやがったな。豚女どもめ。

 ありがたいことに、みな僕の足元を見、軽く扱ってくれていたのだった。とてもうれしくてありがたくて、怒りがこみ上げるぜ、なあ、野郎ども。