草葉の陰から 幽霊人間 登場 / ルディ・デュランの6段階評価

11 Sat

 織り教室に出かけました。僕の先生はすごいです。権威にならず、まだほかの先生から吸収しようとしています。だから僕が通いやすいと思う。先生の作る場所があるから、僕も参加できている。先生はすごいのですが細かくは書きません。ありがたいことです。

・ すぐやる人 と やれない人 の習慣 
   06 すぐやる人は考えるために行動し、やれない人は行動するために考える

 の趣旨は賛成しますが、行動してしまえという感じの考え方は、

・ 奇蹟のレッスン
   の 
    ゴルフの先生 ルディ・デュラン

 のほうがすごいと思う。萎縮するのは失敗が絡むから。だから、失敗と決めつけずに6段階評価で行動を解釈し、行動にポジティブな面を見ようみつけようとする、この積極さ踏み込みさ加減に 震わされる。

 そこでは、失敗という枠を取っ払い、すべてポジティブに関わろうとする。失敗することはわかっていても、失敗しやすい難しい2打目の練習だけをやったり、失敗というのに取り組む、失敗を判決しないで、恐さを減らす工夫をする。恐さというか、消極さに関わろうとする、それへの打開策を持っている。それが実際に行動として組み込まれている。

 日本版はありませんが(市場に出回っていない、昨日はアマゾンに1冊あった。中古しかない。今日はもうなかった。)、キンドルとか洋書はありました。Rudy Duran

 今日の交通機関前の掃除のおじさんすごかった。下を向いて腰を屈め、箒と塵取りでゴミを取っているのだけれど、真剣さがあった。50歳くらいのおじさん。僕と同じくらい。もっと上か? 印象に残った。掃除であの真剣さは初めて見た。空港清掃人と同じ部類の人かも。


本題:

 織り教室の先生は楽をしていいなあと嫉妬というか妬(ねた)んだ。それは、僕が楽をしたい人間だからだ。先生に楽さを投影し、それへ嫉妬した。現実は大変で、僕らを扱い、家賃を払い、儲けをだし、運営している。経営者です。僕がうらやむ余地はゼロだと思う。それが本当の姿。
 
 でも、楽をしたい僕は妬んだ。醜く、情けなく、ボロッチイ。僕は餓鬼です。現実のへヴィーさに打ちのめされ、負けています。苦しいです。逃げたいです。楽をしたいです。子どもでいたい。そんな情けなさが僕の姿。弱い。

 本題終わり。





 6段階評価をすれば、白黒にならない。ここは不満だけれどここの部分ではクリアしていた。ここがよかったから、今度はこうして解決しよう。もしくはなかなかいいじゃないかと良い面を見ようとする。
 
 僕は作業所で、今日も皆に評価されなかったと落ち込んだりする。本調子でないからなとか。でも、6段階で自分を評価すればそんなに落ち込む必要もないと思う。ここはよくて、ここはダメなような気がしたけれど全くダメではなかった。良いところは見つけられるなとか。他人の評価ではなく、自分の6段階評価を信じればいい。まわりが評価しなくても、自分にいいところを見つけられる。そこがすごく大事なポイントな気がする。仕事評価というか、仕事日記というのもいいかも。ポジティブに関わるためにつける。他人の評価はこうだけれど、ここは良かったと自分で見つけたとか。

 そうでないと、周りの評価に苦しめられ、自分を低くしたまま、浮かばれないよ。草葉の陰から見ています、という幽霊人間でずっと行ってしまいそうだ。怖いよ、僕は幽霊人間だったんだ。他人の評価の前に自分をなくし、影が薄かった。