カウンセリングを受けました。きつかった。

2016年10月12日(水)

 カウンセリングを受けてきた。

 機織りで、咲き織りで、父親の優れていなければダメだという考えに僕が圧倒され負けていた時、その時の僕の自分自身のなさ、父の考えに塗り固められ屈服したその負けた時の感情、負け具合、負ける原因の父の考えに圧倒され具合についてEMDRしてもらった。

 父の見方、考え方である優れていることを偏重する見方をカウンセラーの先生と掘り下げていくことは、途中から非常に苦痛で苦しく、目を左右に動かすのもきつく、拷問か?ともよぎった。それだけ根幹で、非常に大事なテーマだと思った。

 今日のカウンセリングに入る前に先生が本を提示して推薦してくれた。もう注文した。




NLPの実践手法がわかる本 山崎啓支




 NLPが何かもよくわかっていないけれど、団体のホームページは覗いてみた。少し教えてくれた。説明できない。

 NLPは、父の考えに塗りつぶされた僕を書き換えることができるらしいけれど、サポートとしてEMDRやカウンセリングが必要(らしい)と先生は仰った。

 この本、1冊だけ在庫の駿河屋で頼んだ。ここは届くのが遅いのが難点。中古なのにけっこう高い。人気があるのか?



 いい点を増やしていくというのも、自分の良い所、できることを認識して、悪いところを書き換えるのと同じくらい大事にして、両輪で進められれば、調子が悪くても負けっぱなしにならないでいける。こういういいところがあるよねと、助け船を自分で出しつつ、たとえ屈伏してもやり過ごしたりしてやり繰りする。

そして、バッドな面、マイナス点も無くすというより、良い点とのバランスで、両方をうまく使いながらやっていくイメージだそうだ。良い点で塗り固めるのではない。父に屈服する自分もいていいけれど、それを克服する自分もいる。バランスという事を先生は仰りたかったのかもしれない。悪い点を消すという方向ではないらしい。

 それと僕はすごく良くなることに目がくらんでいるけれど、それより、これができるようになった。こんないいことがあったと、小さな前進をもっと喜ぶべきだ、小さな変化を大事にしてもいいだろうというようなことをアドヴァイスしてくれた。僕は全部シロにしたい、いっぺんにという極端さを持つので、それではもったいないとおっしゃった。僕はよくばりで、すごく良くなろうとしすぎているということらしいし、実際そうだ。



 良い点は、確かに父母の顔を直視できるようになったし、父母の言動に心のなかだけでも反論できるようになった。こういうところは先生に診てもらって二人三脚でやってきたおかげだ。感謝していいところだと思う。

Nuno-zoriの鼻緒をしっかり締めないで提出して、次の日、緩んでいたので直したいと社長に言ったら、社長はすでに点検して直したとのこと。僕は言えてよかった。これも良い点。

 その他、女性に出勤簿をどうぞと、手渡せた。まだ書いていなかったので。こういうこともできた。


 ちっぽけでも、ちょっとは前進している。それを先生は評価してくれた。僕も評価できるようになろうとしているし、したい。


 苦しかったからか、カウンセリングの最後で混ぜっ返したかった。ぶっ壊したくなった。ネガティブな考えに占領された。

(おわりTHE END FIN 沈没)