2015/09/01(Tue) 作業所お休み
☆・ NHKラジオテキスト 仕事学のすすめ 川口淳一郎(前はやぶさ探査機)、2015/08・2016/02
p29
(kurage0147130):川口さんの先輩は、これとこれができると考え、この探査機の能力ではこれとあれはできないとは絶対に考えないプラス思考の人達だったらしい。
僕がいろいろなことに手を染め拡散してしまうのは、これしかできない、これもできないと、できないことをたくさん数え上げている。革なら、縫うことはできるけれど、裁断や、型作りはできないとか。そうではなく、縫うことが丁寧にできる、目がきれいにそろうとか、できることを数え上げることはほとんどない。できることとできないこと、両方見て、できないことをクローズアップしてみて、あれもこれもできないと、できることを矮小化し、できないという目で全体を眺める。これが僕のいつものやり方。
p32
~プロジェクトを進める上で大事なのは「100点を目指さないこと」だと私は考えています。~
~「60点を100%の確率で実現する」~
(kurage0147130):僕の考え方は、リコーダーなら、完璧にできていないのでまだ下手だ。まだできないと判断する。
勢いや、リズム、表現したいものがある程度できても、まだ完全ではない。まだ駄目だ。となる。そうではない考え方、僕は60点はできる、だからうまいとはならない。できないことを数え上げて、100点からマイナスしていく。あれもこれもできない、だからまだまだだ。全体を見回してできないことにクローズアップして、そこで判断する。僕の今までとは全く違うアプローチになっている。
p42
~やはり経験というのは、何ものにも代えがたいのです。~
p44
~「見えるものはみな過去のものである。だから見えているものをやっても駄目だよ」とおっしゃっていました。~
~まず最低3か月は本を読まずに自分の力だけでやってみろ、と言っています。~その結果わかるのは、自分がいかに拙かった(つたなかった)だけかもしれない。だけど、そういうやり方をしていかないと、オリジナリティの発見は、おそらくありません。
~
(kurage0147130): シャツ作りは、教室に通わず、自力でやる経験は必要らしい。下手だというのはわかった。裏を見ながら縫うとか経験で見つけた。
道路でも、過去の人の業績は今までのやり方だ。オリジナリティを出したいなら、確かに自分で取り組むしかない。
シャツ作りも、教室に通うという、目標にする必要はないのかもしれない。
確かに経験は、体感しているから強い。本で伝わると思ってきたけれど、そうではないらしいですね。
今日の自分の活動、図書館に行って、簡単なものを適当に読んできた。普通の本は頭に入る気がしなかった。けれど、家で本が読めるところを見ると、そうでもないらしい。
☆・ 100de名著ダーウィン、終わった。印象深かった。頭が悪いせいか、何がよかったか伝えられない。面倒でもある。放棄しているのか。適応するためには、退化に見えることも起きて、それでも、その退化に見えることは進化と呼ぶらしい。それは適応して、その機能を弱めたから。
社会不適応なら、社会不適応なのは、そういうことが必要だからだ。不適応行動を求めている社会の流れがある。アドラーみたい。
社会が悪いとかではなく、引き出している。社会のひずみをある人間に与えていて、それに対して社会不適応という行動で対処している。
社会不適応という、適応をしている。
だから別の反応を選択していけばいい。同じ文脈にいつまでも乗っていたら、その中から出られない。別の解釈、別のストーリーに乗り換えるしかない。
と勝手な進化論説を思った。捏造した。