本を読んで::::::  (引用あり)

A.アドラー 生きるために大切なこと 方丈社 桜田直美:訳


引用:
p16 ~生まれつき病気を持っている、過度に甘やかされる、愛されないという三つのケースは、子供にとって特によくないケースとされる環境であり、~

p17 ~先に述べた、問題を抱える三つのタイプの子供は、共同体感覚を身につけるのに苦労することになる。精神が適切に発達せず、人生で必要なことを達成したり、困難を解決したりといったことができない大人になる。最初から敗北感にうちひしがれ、人生の問題への対処を誤り、人生の無益な側面に向かってしまう。~

p20 ~父親か母親による厳しすぎるしつけ、または虐待によって、精神が抑圧されるというものだろう。これを経験した子供は、精神の解放を求めるようになり、それがときには心理的排除という形になって表れる。そのため、すぐに激昂する父親を持った女の子は、男性を拒絶するような性格の原型が作られる
P21 のだ。または、厳しい母親に抑圧されてきた男の子は、女性を拒絶するようになるだろう。もちろん、この「拒絶する」という態度は、さまざまな形で表に現れる。たとえば、極端に内気になるかもしれないし、異常な性行動を取るようになるかもしれない(これもまた、異性を拒絶するという態度の一形態だ)。このような倒錯は、生まれつきではなく、幼少期の環境から生まれたものだ。
 幼少期に間違った扱いを受けた子供は、その後の人生で大きな苦労をすることになる。それなのに、その子が何らかの治療や指導を受けられることはめったにない。~

(kurage01047130):引用者として:この辺までしか読んでいません。僕のことが書いてあります。内気になったこと。異性を拒絶、女が好きですが、付き合う具体的な行動を積極的に取ろうとしていない。けれど僕は、原型がずっと続くとは思っていない。解決できると思っている親によって、父母の厳しすぎる、父母に愛されない僕は、親に怨む手もあるのだろうけれど、それも取りたくない。ぼくは解決を望む。精神の解放の一形態を望むということだと思う。父母なんかに負けたくない。そんなもの蹴散らしてやる。お前らに曲げられても、そんなものに負けてたまるか。僕は自分の人生を掴んでみせる。


心のつぶやきがあなたを変える 認知療法自習マニュアル 井上和臣 星和書店

p160 まで読んできました。3分の2です。この本、デビッド・D・バーンズ先生の本と同じです。認知療法だからだと思います。自動思考をするメリットデメリットを考えたり、認知の歪みをみたりする。この認知の歪みですが、全か無か、一般化のし過ぎ、レッテル張りなど、歪みの全項目を僕は持っている。エキスパートであり、プロッフェショナルです。僕は歪み切っている。だから苦しいし、うまくいかない気がしている。

 この本の、p118: 不安=資源(resources)を分母で、分子が脅威(risc)
というのが出ている。これが新鮮だった。仕事ができなくなってしまった会社員の話で、仕事が巨大に見え、無力感があり、なかなか復帰できない。一度職場に行ってみたけれど、前は簡単にできたことが、今は難しく見えていたりする。無力ということにたいして、資源が個隠している、方法論が足りない状態で、それが分母。脅威はそれにたいしてひるんでいる状態だと思う、分子。

p118:引用:

治療者 分子の部分にある「脅威」が大きければ大きいほど、そして分母の部分の「資源が」少なくなればなるほど、不安が強くなり、反対に、「脅威」が小さければ小さいほど、そして「資源」が大きくなればなるほど、不安が弱まることを示しています。~

(kurage0147130):引用者:これは、先の会社員の例だと、巨大すぎる仕事は、こんな時、友達に何と言ってアドヴァイスしますかという例えに集約されている。

p149:引用: 健司 「あせらずに、できるところからやればいい」~

(kurage0147130): 本の内容だけれど、仕事を分解する。小さな山にして、できるとことから手を付ける。大きな山に仕事をしないで細分化して、手の付けられそうなところから取り掛かる。このような、友達にアドヴァイスするように、自分にもそのアドヴァイスするような方法論で取り掛かる。
 今読んでいる第六章 心のつぶやきを修正する は、もうちょっと、本のやり方が出てくると思われるが、まだそこまで読んでいない。バーンズ先生の本だけでも十分だったかもしれないが、バーンズ先生の本はそれだけ優秀なんだろう。修正には、アドラーの本も有効だと思う。そして、僕は認知の歪みがすごいので、ぜんぶがあてはまるので、自動思考を焼き直したほうがいい。自分はだめだとか、彼女はできないだろう、56歳で死ぬだろうとか。これらは認知の歪みだ。まだまだたくさんあるが、これをずっと信じなくてはならない理由はない。こんな貧乏をずっとしょい込み続けるのはごめんだ。何とか脱出したい。まあ、歪んでいるというのが分かっただけでも、第一関門は突破したが。僕は自分のしていることを過小評価する歪みもある。自分のできること、やっていることを小さく見積もる。作業所でも、他者の偉大なところは見えるが、自分にも偉大なところをはあるとよく見てやる必要はあると思う。過小評価。歪み。




:::雑記:::

・ 作業所では、また、続いて、裂織の青のバッグに取り掛かっている。黒地に青の下地・水色の模様。先週の金曜日から調子がいい。裂織もうまくいっている。僕にとっては有難い時期。このような状態がずっと続けばいいがそれはありえない。調子がよくなれば、悪い波は必ず来る。このワンセットで僕は動いている。だからよいのだけを取ろうとするのは間違っている。両方体験しなければならない。作業では、男としてぶつかっていこうとしている。寝る。

 そういえば、父母のところに行って、母には、洗剤とトイレットペーパーを買って持っていき、父には、青春歌年鑑50年代 を一緒に聞いた。イヤホンが刺さっていず、聞き直したので、1時間余計に父のところに居残った。思い出作りですよ。父はじきに死ぬ。高齢で寝たきりだから。人生は厳しいよ。父母を見て思う。でも、打ちひしがれてもいたくない。父母に負けたくない。

 ランニングキャップを買った。ナイキ。黒。普通の帽子をかぶるのは飽きた。形の違ったのが欲しくなった。普段で被る。最初の店でいいのを見つけその日買わないで次の日買おうと思ったらなかった。次の店にいき、結構歩いたが、そこでいろいろ見て選んだ。ランニングキャップを買ったの初めてだ。

 交通機関のレーンで百メートル走って、フォームをいじくるのを楽しみにしている。誰も歩いていない日がたまにあるから走ることができる。僕は膝が弱いので、マラソンは無理だと思う。水泳には行っていない。織り教室に復帰しようと思っている。Xデーを考えている。いつ復帰するか。スケジュールを詰め込み過ぎたくもないのでどうなるか。