カウンセリング 5/26 Sat

 スカイプのカウンセリングを受けました。

 高校の時の好きだった娘からコップの水を地下室骸骨男(僕の分身)に飲ませると言う趣向でした。

 この女(ひと)は僕が家へ帰る道を歩いていたらバスの中から手を振ってくれた。僕は最初から好きだったからすごくうれしかった。でも、自分の病気が重くて手を振りかえす心理状態になれず、何もしなかった。僕は重い現実に潰され、打ちひしがれた。その時のひと・女。

 カウンセラーの先生のもと、金属の階段を降り、金属のような樹脂のような重そうなドアの丸ノブを回し部屋に入った。正面右隅に染みがあった。これは今日、家への帰り道でカラスに糞をひっかけられ汚れたせいかもしれない。右後ろに骸骨男がいた。高校のひと・女を呼んで握手をしコップの水を飲ませてもらった。この娘の手は温かかった。笑顔で水を飲ませてくれた。


 カウンセラーの先生が、このひと・女とどうしたいかと聞かれて、白樺の小道を一緒に歩きたい、と答えた。制服を着た、もしくはワイン色のトレーナーを着たこの人・女と、白樺並木を歩いた。春の日差しの小道だった。森の匂いのする健康的ないい天気の日だった。夕焼けが出て、別れて、地下室に戻り、階段を上り現実界に戻った。

 コップに水をもらうと言うのは予想していたけれど、白樺並木を歩くとは思っていなかった。
 重い記憶が軽くなった。先生主導とはいえ、重い治療だった。
 少し明るくなれた気もする。先生のおかげで少しハッピーももらったと思う。この娘とは、2回目があるかもしれない。頼むかもしれない。大きい治療だった気がする。


 
 ・母の施設に行き、別の施設に移る話をした。夜電話がかかってきて、例の分裂手法の母の電話だった。
 僕に任せるから何とか頼む、ならわかる。そうではなく、明日にでも倒れる、何が何だか分からなくなる、その時部屋はどうなる、という。僕がケアマネージャーに電話して何とかすると言ったら、僕は何もわかっていない、どうにもできないと言う、そのくせ、絡むくせに、頼んだぞではない。こちらを否定する。こちらが何とかしようとすると、無理だとか否定しようとする。分裂している。破壊力満点。へんなおんなで、さいていなやつなんだ。と感じる。それが僕の率直な感想。