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本:じぶん・この不思議な存在 01


2016年2月13日(土)


「じぶん・この不思議な存在」鷲田清一講談社現代新書、1996


 プロローグで、鷲田教授の生徒の回答の話が出てくる。ここで僕はくだけた内容にこの本を見下してしまった。この失敗が図書館で借りた時。でも、こうして本を買って読んでみて(p117まで読んだ)、この本のすごさを少し感じている。



 この女子生徒の試験の解答は、付きあっている男の好きだ!攻撃への考察で成り立っている。

男は、女に目がくらみ、自分しか見えなくなっている。女の気持ちや考えを想像する余裕がなく、肉体への渇望に溺れてしまった。そういうのが見え透いてしまって、女生徒は男を一層突き放してみるようになってしまう。

男の好きだ!攻撃と、女の男に対する気持ち、距離感、男の盲目さ加減にうんざりしてしまったよう。男の女への距離感の無さと、女を自分の延長としか見ていないド近眼的な間合いに辟易する。




 この辺は僕の課題でもある。女とはなんだ。男のものか?なぜ女が必要なのか。穴としてか? 未知の存在としてか? 宇宙人と付き合いたいからなのか? 何を女に求めるのか、肉体以外の何を。同伴者として女と付き合えるか。並走しつつ、別のレールを進むものとして。
この辺は課題になる。僕には見えていないし、どうしたいいかわかっていないというか、考えたことがない。


 女が男とは別の知覚者なら、どうつきあっていくのか?なぜ女と並走する必要があるのか。厄介なのに。



 そういえば、作業所の美人は唯一無二が好きなのがわかってしまい、僕は後ろの方で見ている状態。もう関係なくなった。そういうことなら。