hanko-oshi に集中(琴奨菊効果)。


2016年1月29日(金)



 作業所でhanko-oshiをしている。これが毎日400枚というノルマを自分に課していてマンネリ化していた。もううんざりだと。でも、琴奨菊を思い出し、その時々で、今に最高のパフォーマンスを出すことに集中するという姿勢を思い出した。


 どう押したら一番いいかとか、早く押せるか、とか、うまくいくかではなく、最高のパフォーマンスを行うというのを第一義にした。となると、最高のパフォーマンスを出すためにはどうしたらよいか。かすれ気味の印字ではまずい。他の人のやり方で盗んでおいた、2回、台にhankoを叩いてインクを付けるやり方を採用し、片手のひらで押す上に、さらにもう片方の手のひらを載せて、2重にして力がかかるやり方を採用した。


 丁寧に押すという結果になった。すべては、今、最高のパフォーマンスを出すというために組まれたもの。その目的のために工夫した。Hager-nunomakiもわりと成功していた。きれいな巻きだったと自画自賛している。



 唯一無二は、革の曲線切りに挑戦していた。すごくいいと、スタッフに褒められていた。ずっと取り組んで、やっと今日成功したみたいだった。僕はその分野には挑戦していない。前にやった時は失敗していて、ダメだという烙印を自分に押した。でも、いまは、唯一無二のようにスタッフに確認を求めて少しずつ上達するやり方はよいなあと、思っている。僕も別のことで挑戦するかもしれない。


努力家の不器用な人は、だいぶcardcaseの革縫いうまくなった。この人は、下手だけれど、常に挑戦している。見習うべき姿勢だと思う。

みんなうまくなったよ。