{幸せはここにある。(ブレイクスルー・アドラー)}

 今日のリコーダーは、音がキンキンして、生きている音ではなかった。


2015/02/17(Tue)


{幸せはここにある。(ブレイクスルー・アドラー)}



 僕は正月にフランスで縫製をやりたいようなことを書いた。僕は、本場で、夢のパリで縫製をするのが幸せだと思っていた。


 昨日リコーダーが絶好調だった。予想していない収穫だった。これには伏線があり、ピアノ・ベース・小太鼓練習台に挫折していたという経験がある。これらの楽器は全部売り払った。
そして、高校の時にいい感触だったリコーダーを手に取り、リコーダーjpという会社の、・大人のアルトリコーダー入門 ヘンデルソナタで学ぶ、というのを買い、たまに吹いていた。この間は1日だけよく、次の日はダメだった。それで続かなかった。

 昨日のリコーダーの感触は大きい。僕にとってとても大きい。楽器はダメかと思っていたら、身の丈の間口の広いリコーダーで収穫があった。






 作業所で、朝、作業をしながら思っていた。僕は手近なリコーダーで成功した。遠いところに幸せはあると思っていたけれど、手の届くところ、難しい楽器ではなく、あこがれの楽器ではなく、すぐできるところ、昔バカにしていたような楽器・練習も苦労もいらない簡単なもので僕は成功した。幸せは近いところにあると。



 ここからが展開ですが、もうおわかりかもしれませんが、頭の中で話を進めました。手近なところで成功するなら、僕の幸せって遠いところ・パリ服飾ではなく、この作業所にあるのではないかと。この作業所に幸せがあり、通ってくる通所者のみんなとの間に幸せがあるのではないかと。作業所のみんなとの関係に幸せがあるのではないかと。


 ということは、アドラーの影響を混ぜて、作業所のみんなの幸せがあれば僕も幸せになれるのではないかと。まわりが幸せなら僕も幸せになれると。


 ということは、話を拡大し、作業所、通勤交通機関、地元のスーパー、地元の地域、地元の町内会で僕は幸せになれるのではないかと。


 遠いところに幸せがあるのではなく、ここに幸せがあると。


 僕は最近作業所を辞めることばかり考えていた。辞めたいと思ったことはないけれど、幸せな目標を見つけて次の場所に移ることを夢想していた。


 ブレイクスルーは起きた。作業所のみんなの幸せのあるところ、作業所のみんなとの関係の中に幸せがあると。焦点が合ってきた。




 メダカのことは、協会の人にメールを出してみたら、メダカすくいを地元でやったり、学校の教材として提出したりしてはどうだと提案された。前向きに検討したいと思った。

 口笛の本も昨日注文した。