無題3

2014/6/8(Sun)


 昨日は、草取りが楽しくなかった。おざなりだった。


 今日は、草取りが楽しかった。土の中には、クワガタくんの幼虫らしき、白い肉厚のプリプリした芋虫がいた。埋めておいた。ミズヒキの根を取った。黒くて硬くて、浅いところにちっちゃい球根のようにあるやつ。シャベルで掘っているけれど、だいぶ進んだ。緑色のような灰色みたいな小さい蜘蛛くんもいた。


 一昨日は、蜂に付きまとわれた。3分くらい紺の作業ヤッケを着た僕の周りを飛び回っていた。見ていて感じたのは、蜂にとっては僕の存在が場違いみたいで、警戒しているらしかった。なんか気に食わないものと僕を見ていたみたいだ。そのうち消えた(飛び去った)。



教行信証』を読む 親鸞の世界へ、山折哲夫、岩波新書、2010


を読んでいる。推理物みたいになっている。作者が考えていることの後を追いかける展開。僕にはできそうもない仕事をしている。

 僕は低能だと言ったけれど、低能は低脳につながる。
読書は、僕ができないことをした人の、後追いを、追体験を、本の力を借りて僕も参加できる機会をもらっている。
もともと僕にはない能力を、本の存在で自己拡張して参加権利をもらっている。
本は、能力のない僕を新しいところへ誘って(いざなって)くれる。硬い表現になった。