雑記

 ここのところ身が入らないというのか、集中できない作業所が続いた。今日はまあまあだった。

 母のところに行ったら、目やにがついていたし、ひげも伸びていた。薬を飲ませてくれというので、寝たままの母の口に薬を入れ水を流し込んだ。
 今日は、母は脱水症状で救急搬送されたとのこと。乳がんだった胸に水も溜まっているらしい。病院に一度は行かなければならなくなった。僕の行動範囲の病院なので負担は少ない。

 トム・ヨーク、アニマ を聞きながら打ち込んでいます。

 カウンセリングは、最初は一週間の振り返りで始まり結構続いた。持ち時間が少なくなったけれど地下室の母に会いに行くのもやって頂いた。

 地下室には木彫りのクマがあり、それは母が捨てていいといったものだった。僕は捨てなかった。父母ともにアイヌ民族を差別していたが、僕はそれは嫌だった。僕にも差別意識は残っているが。
 アイヌの本は5冊くらい読んだ。父母の価値観に抵抗する意味でも、差別のこころは歪めてその独特の世界観を大事にみられるようにはなりたい。
 木彫りのクマは、母の世界観に抵抗するという、僕の世界観を作るという印・しるし のようなところもある。僕は単なる木彫りのクマとも思っていない。立体作品を作るのは難しいと思っている。それはえらいことだとも思う。





・ プールに行った。呼吸がうまくできないために、泳ぎ切ることができない。呼吸のタイミングも正しいのか。本と映像でチェックしとく必要がある。うまくなれそうな気はするが、実際にはできていない。水には慣れてきた。水底の波紋の光の影の揺らぎは、見ていると新鮮で普段見ない世界だ。 

・ 3年位前に父母とやった、よんろのご をやっている。2人とも高齢のためか覚えが悪くあまり進まなかった。僕だけはやる気があった。それは碁は、その世界観の是を問うものだ(???)みたいな新聞の特集の囲碁棋士による文章を読んだことがあったから。ぶっ潰しあいは嫌いだが、それならよさそうだなと惹かれた。でも僕は囲碁ができるほど頭はよくない。頭の体操にいいかも、くらいの気持ちです。

・ ミシンの本を読んでいたら、いろいろと手順があり、(布のゆがみ直し、伸びる方向、表裏、布の種類・厚さ薄さ・質感、接着芯の貼り方とか)こういうのを読んでいると、僕は無理そうだなと感じてしまった。得意そうには感じられない。ただ、いろいろと手を尽くして布をコントロールする、そういう力加減の魔法を尽くす、そういう面はいいなあとは思う。その力はなさそうだが。