カウンセリング:母に対する僕の態度、僕が母を愛する時期かも


 カウンセリングを受けました。胸に抑圧は先週はあったけれど、今はあまり感じられない。それなら急がないで、あるなあと長期戦でいいのではないか、みたいな感じで進みました。

 自分のパーツに会いに行く、地下室での母と・自分の心の母 とコミュニケーションをとっていると、先生主導で進みましたが、母は、

 うちの一族の嫁いで、まったく努力を顧みられず、褒められも助けられもせず、僕を育て、食事を毎食つくり、うちの家族のために頑張って、頑張っているのに父から敵視され、あげつらわれ、威張られ怒られ、散々の扱いだった。それでも母は離婚せず、うちの家族に献身した。そんな母に、僕を愛することを望むのは酷ではないかと、先生に指摘された。僕もそこは同感だった。

 母はひどい目にあって、その割には僕を愛したのではないのか。僕の成長のためには愛して貢献してくれなかったが、母なりの愛はあった。思い出すこともある。会話も交わした。でも受け止めてくれなかった。だから僕は母を批判した。そこがお門違いかもしれない。母は僕をある意味で愛した。僕の望む形ではないが。


 僕は母に受け止めてほしかった。そこは受け止めてもらえないまま今に続いてきている。だから僕は批判的になっている。そこは、僕の側が不問にすべきなのかもしれない。

・母さんがどんなに僕を嫌いでも、歌川たいじ、角川書店 (僕はキンドルダウンロード

を、最後の母を許す場面を読み返した。感想は、自分を認めない母は、自分の側が大人になり、母に対して受けて止めてやり、母に愛情をかけることかもしれない。僕が母に臨むことを、僕が母にするべきなのかもしれない。

・母という病、岡田尊司ポプラ社  (第7章 母という病を克服する 僕はこの章が母に対する地図であり羅針盤だと思う。ここを読むだけでもこの本は価値がある。立ち読みOK十分かもしれない。優秀な方は。僕はとろいので本を買った。

 ここを多分一度読んだが、その時は必要性を感じなかっただろうし理解できなかった。今回読んで、自分がどうなりたいか はっきり書いたりして明確化するのは大事だと。
 僕は、女性と結婚し、養子をもらって家族を作ったらいいだろうと思う。女性は僕と同年代で構わない。作業所の手話の時間で、60歳代の既婚女性に受け止めてもらえたことに感動したし、女性の存在意義は性的関係ではなく、愛着関係に良さがあるのかもと理解と視野が広がった経験をさせていただいた、その影響で同年代の女性が排除されなくなった。前は若い女の尻を追い掛け回す以外に目は向かなかった。
 ここに書いたのは、7章の今の自分に関係のあることで、もっといろいろ載っているし、地図だと思う。本を手に取っていただきたい。


 なぜこの2冊が出てきたかというと、カウンセリングの最後のほうで、先生に、母にやさしくしてあげたら、みたいな内容だったかニュアンスで言われた。僕は南風作戦ですかと聞いた。北風と南風の旅人のコートを脱がす作戦の童話の話のように。
 確かに、母に求めるのはお門違いのようだし、そちらを望んでもどん詰まりだ。だから、逆に僕が母を大事にして愛してやる。この方向は適切だし正解に思われた。前から、そのようなことは夢想したことはあった。今回先生からそちらを提案され、新しいことだと感じた。新しく感じたのなら正解かもしれない。