13(Tue) / 12(Mon) / 作業所レポート提出

追記

 母親に甘えたかったというのもあるだろうし、攻撃をひっこめた面の男だというところもあると思う。(幼稚園のとき)
 母に食って掛かったのは、そのままの攻撃したかった。男と言うキーワード、ペニスと攻撃そして男と言う自己イメージぜんぶ引っ込めたのかもしれない。



2016/09/13(Tue)

・ 昨日今日はそうではなかったけれど、僕は大抵、作業所で屁をする。今まで僕の横と後ろには人はいなかった。でも、一昨日あたりから人がやってきて、屁をしづらくなかった。小出しにしてやり過ごそうと思っている。

 また、その人が来る前には、屁をして、後ろの物を取りに人が来たら白状して、屁をしたので立ち入り禁止です、または、こちらには来ないで下さいと制止しようかとか事前の作戦を立ててみたりした。実際には言わないで済んできた。

・心が作業所で苦しく、立場も悪く、もがいた。ペニスを相手に向けたり、母親イメージに「男だ」と心のなかで絶叫したりした。何度も母親イメージに、男だ男だ男だ男だ男だ 男だ男だ男だ男だ男だ 男だ男だ男だ男だ男だ 男だ男だ男だ男だ男だ とマシンガンのごとく浴びせたら、楽になった。そして作業に集中できた。



・生きる力 森田正馬の15の提言、 帚木蓬生、 朝日新聞出版 、2013

の 11 生の欲望 で、手足を動かせ、と言うのには影響を受けた。頭で考えても頭でっかちなので、そんな暇より、手足を動かせば先へ進め、展望も開けますよと。作家さんはもっとうまく表現されているけれど、僕の要約ではつまらなくなってしまう。

 ぜひ読んでみて欲しいと思った。僕はこの本は座右の書と言うやつだと思う。かなり影響を受けている。正しい心の在り方は正確に提示して指し示してあるので理解しやすい。森田正馬というくくりではもったいない。差別する人もいると思うが、読まないのは損だ。ものすごいインパクトだ。僕にとっては重要になった。

 










2016/09/12(Mon)

・ 昨日のレポートは提出する気にならず、金太郎、動物の顔の部分を削除して、みんなの頑張りに付いて行けるよう精進したいという結部で終わる文章に差し替えました。

 今日作業してみて、一介の作業員が偉そうに述べてもダメだろうし、労働者としての分別ある発言にしました。
 作業はみんな頑張っているので、実際、僕も付いて行けるようみんなに対して頑張ってみた。作業員の立場として皆に遅れないようにしたい。




・ 今日は、nuno-zoriのやり方をいろいろ試した。編み込みも、前側でつかむ、いつもの後ろつかみの後、持ち替えて前掴みで編んでいく式にしてみた。少しきれいに編めた。
 
 その他、端の部分も、上へ巻いていたのを、平行に巻こうとした。その方がいいかなと試した。また、半分に折って編むけれど、その半分に折るのも丁寧に折ってきちんと編み込もうとして見た。

 今日は調子がよいのか、いろいろ試したせいか、今までのなかではベストなできになったと自賛しています。
 上達しようと思っても、試行錯誤をしなかったら無理なので、いろいろ試して失敗してもいいからとチャレンジしたのがよかった。成功するためには試行錯誤は不可欠だと思った。

 頭でうまくやろうとしても同じことの繰り返しになっていたので、良い経験をさせてもらった。




・ これからも一介の作業員として皆に食らい付いて行きたい。ガブッ。お尻噛むなよなあ、お前。










2016年9月11日(日) (   )

(   ) を見学して:


・ (   )の商品を手に取って見させてもらいました。(   )で作業していても、他の人達がつくっている商品を手に見たことはほとんどなかったので、こんなに手が込んであるんだとか知りました。


 売っている現場を見て、お客様は心が動いて買って行かれるのがわかりました。心が動いて手に取り、どんなものかよく吟味して、欲しいとか・安いなど自分の価値観に合った時に買って行かれるように感じました。

また、キャッチーな商品は人を引き付けられると思っています(キャッチーは最初の段階で、買って頂く選ばれる商品作りはもうひと捻(ひね)り要る、一段高いところまで行かないと売れない気がします)。



 お客様に選ばれるためには、良い商品をつくらなければダメだと思いました。お客様は良いか悪いか吟味しています。その時に刎(は)ねられたら買って頂けません。
良い商品をつくるのは基本で、丁寧にきちんと作ろうという意識が生産者にないとダメだと感じました。僕は(zori)作りで雑な面があります。



・ 僕は、(nuno-zori)をやらせてもらっていて、漫然とやってしまうことが多いのがマズイと思いました。きちんとやろうにもどこをどう直していいのか見えてこない、感じられないのも自分の問題です。良くしていくポイントがつかめていません。


 編み込みのコツが見えていません。どうやればきれいに編めるのか。引っ張って置いていくやり方が見えていないです。それで、ここがブワブワになっています。汚いです。いろいろ試してみてもいいかもしれません。冒険してみるとか。(  )さんのように、前側で編んでみるとか(僕は後ろ側からいつも編んでいます)。

 手が動かなくて、冒険する気分にならないのもマズイかもしれません。手が動かなくてもチャレンジくらいはできそうです。やらないと進歩しないですから、課題になります。


 大きな目標としては、(  )さんや(  )さんのような、芸術品のような(nuno-zori)に近づきたいというのはあります。




・ 今日は、出店の本場インド・ネパール料理店、(   )のネパール モモという、餃子のカレー味のようなのを御馳走になりました。
他にステージで歌(お兄さんが歌っていました)や、踊り(   )ダンス格闘技)ものぞきました。あと、(   )の山車は木彫りの造形が壁や上側に作られていて素敵でよく見ました。



 色々な出店を見て、地域の催しとしてスタッフが休日に働いて出店し、お金を得つつ、盛り上げる側に回り非日常を演出して活性させ人を集めるイベントは面白いなと感じました。



・ キャッチーな商品は他の店の出店で、フィギュア(手の器用な作家さんが才能をつぎ込んで作った商品でした)、動物の顔(ピンバッジのような毛糸でできていました・小さい)が該当し、これらは象徴していると感じました。


 金太郎のフィギュアで、4センチくらいで禿げ頭、赤い前掛け、愛らしい顔、マサカリ、金玉と手が込んで作ってありました。これだけで欲しいと思いました。800円の商品です。
買わなかったのは、家に持って帰っても、汚い部屋においてもガラクタになりそうだったからです。ケースに入っていたとしても買わなかったと思います。

 最初の段階:キャッチーで惹きつけられました。2段階目:持ってみてよく見て細部まで作り込まれていて欲しいとは思いましたが、3段階目:お金を払おうとは思いませんでした。2番目の壁までクリアしておきながら、3段階目の最後の大きな壁の前で越えられなかった商品です。

 お金を払おうとまで心を動かさないと商品は買われないと感じます。一番大事な部分です。金太郎では何が足りなかったのでしょう。心を動かす必然まで商品が達していなかったのだと思います。才能溢(あふ)れる方の商品でした。図抜けていました。でも買わなかった。ケチだったかもしれません。



 動物の顔のピンバッジ。かわいい顔の動物顔が毛糸などで作られている。女性向きの商品。最初の段階:惹きつけられました。キャッチー。2段階目:手に取って見ました。小さいです。どこにも瑕疵(かし)はありません。よくできています。3段階目:お金を払おうとは思いませんでした。金の縁取りがあったらよかったかもしれません。成金趣味かもしれませんが。
日常に加えたときに非日常まで高めないと売れない気がします。日常と地続きだとダメな気がします。日常を豊かにする、加わる要素があるとか。元気ショップの石鹸は、肌にやさしそうで敏感肌だったら買ったかもしれません。


 金太郎フィギュアは、家に置こうとしたときに、ガラクタになるという、日常に落っこちてしまったから。非日常まで高まらなかった。

 金太郎単体ではなく、背景の足柄山があるとか、熊と相撲を取っている背景まで作ってくっ付いてあるとか、ジオラマの要素があると良かったかもしれない。非日常になりそうです。動きがあって。場面になって。独りよがりでしょうか。



・ (   )の( )絵本も元気ショップで見ました。靴ひもを通したり、ボタンを嵌めたり、参加できる商品のようでした。子どもは喜びそうです。手が込んであるので、値段も張りましたが。

 元気ショップでは、(   )と競合する製品もたくさんあり、よくできていました。あの中で選ばれるのは大変そうです。



 (nuno-zori)もありましたが、5本指のものは(  )さんのでしょうか。1個しかありませんでした。他作業所さんの男物はたくさん並んでいました。僕の作ったのでは太刀打ちできそうにありません。精進が必要です。店先に並べられないです。恥ずかしいものしか作っていません。