60(僕の病気)


2015/07/25(土曜日) 作業所お休み


「僕の病気」

 僕の言っていることは、精神に問題ない人はできてしまっていてあたりまえなのでしょう。僕は躓(つまづ)いています。だからあたりまえのことを一つずつ掴んでいく必要があります。

 昨日、暑い作業所の休憩室でぬるい水を飲んでいたら、他の人に、冷蔵庫で冷やしたらとか、半分水をペットボトルに入れて凍らして、次の日水を足して飲んだらいいと、アドバイスをもらった。でも僕にはできない。


 僕は集団の中で孤立している。他の人を仲間と呼べない。僕は狭い場所に押し込まれて、そこで自閉して暮らしている。共感とか共にという感覚をもてない。僕は分断されている。



 集団の中で、成員として行動することはできない。成員というほど自立していない。依存的だ。自分の活動を集団の中で主張できない。



 何が足りない? 自分が集団の中の一人だという意識がない。共有意識がない。同じ空間を共にいる意識がない。人というと分断された人しか想像できない。共に生活している人ではなく、孤立した人。

◆『人とチームの魅力を引き出す ドラマ思考のススメ』 平野秀典/著 という本をe-honメールマガジンで薦められた。同じ舞台に立つ共演者と人を見ると。困った人は困った人のままで良く、皆で舞台を盛り上げると。



 本を読んで改善されるかわからないけれど、そういう手もあるらしい。
 僕は病気が終われば、ハッピーな暮らしが待っているという能天気な見方をもっていたけれど、少しずつ自分の病気とも取り組んだ方がよさそう。今回の集団の中の成員の話。待っているだけではまずい気がする。他の人は、僕のそこには違うなと思っているみたいだし。うまくやろうとも思わないけれど、いつまでも分断されていても。


 僕は自分内にひきこもってきたし、自閉して内向して過ごしてきた。ここの部分は病気だけれど、何とかしようとはできると思う。もがくくらいは。