インド藍講習(染)

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2014/9/15(Mon)月曜日・祝日


・プロフェッショナル・マネジャー、ハロルド・ジェニーン、プレジデント社
 を読んでいる。第4章 二つの組織 まで読んだ。

 組織の中で、硬直した上意下達のものではなく、意見や問題が上部まで伝わる、生きた組織にするために著者はテコ入れした。会議は最後には熱気を帯び、創造的ですらあった。
組織が柔軟なので、会社は伸び、働く人も快適だったのではないかと思う。でも会社だろうから、激烈な競争下でのことだとは思う。縮こまるのではなく、創造的な力は発揮されたらしい。

 この章を読んで思ったのは、会社組織の運営なら、僕個人の運営にも生かせると思う。僕がよくないのは、やりっぱなし、勢い任せ、行き当たりばったり。会社経営のような流れを作る必要はあると思う。



仕事学のすすめ2011/10 都市計画家 西郷真理子

 この本は2年くらい前から狙ってきた。定価よりも安く中古を入手できるのがわかって、やっと買った。
 
 この本を2回目まで読んで思ったのは、人間の住みよい町を作ること。行政の規則どうりではなく、人が集まる商店街、町をつくること。それには人間感覚が大事だ。商業の建物に人も住めるようにする、歩けるくらいの憩うことのできる町。その町の歴史の流れを汲んでいること。

 僕は内向してきたから、心理学の固着(成長が1点で停まってしまって、進まない)が長かったから、その歴史も重要になる。すべて効率、成長を柱に据えるのではなく、無駄なこと、内向して非効率な点も生活に組み込めないかと妄想する。内向して、固着して、動けない、そういう僕の歴史も大事になってくる。


 金曜日に、シャツ作りの接着芯貼りを終えた。それから進んでいない。

 土曜日の朝は、cookpadのベーコンとセロリのスープを作った。ベーコンが焦げて、脂が出て、旨(うま)みになった。母に好評だったし、このレシピを5回くらい作ったけれど、今回が一番うまかった。生協のベーコンを使った。



 インド藍の染の講習に芸術の森に出かけた。

 昼食を外で食べ、正面のオブジェの浮かぶ池の、木の下でサンドイッチを食べた。松を下から見上げる景色がよかった。カナリヤに布を買いに行った時も、夜の街灯に照らされた木を下から見上げた景色も良かった。僕は木を下から見上げるのが好きなのかもしれない。

 講習は、無地のストールを、インド藍のステンレスの中に沈めて染めるものだった。柄は、輪ゴムや洗濯バサミで留めて、白い部分を残した。白い染まらない部分が柄になる。



・ インド藍自体は、ドブのような、発酵した臭いにおいがする。そのにおいが印象に残った。ステンレスの鍋に入っていて、それに布を浸ける。底に沈めて空気に触れないようにする。3分間。空気に触れると染めむらになる。外に出すと、黄緑色をした布地になっている。洗ったり、干したりして、藍色の発色になる。3回浸けると濃い青になるらしいけれど、僕は2回でやめた。カラー柔道着のような色になった。酢酸で色止めする。

 僕は輪ゴムや洗濯ばさみで柄を作ったけれど、横に3つ柄を作り、それを何段にも作り、一枚に柄を定着させた。このデザインが面白みがなく、単調で、変ですらあった。デザインの勉強もしておかないと良いのはできない。

 前の席の方は、先生のすすめた、1枚の布で作るゴム編みでやり成功させていた。

素敵ですねと声をかけた。

その時は人としてその方を見ていた。けれど帰る時は、お疲れ様でしたと声をかけることができなかった。物としてみていたし、嫌われている気がして、気が引けた。そこはよくない点だった。失敗が怖かったのかも。
ミシンを踏まないのも、やはり失敗が怖いのかもしれない。3連休で、ミシンを踏んでいない。