掟(おきて)・本性(ほんしょう)


2014/8/28(Thu)



「 掟(おきて)・本性(ほんしょう) 」


 作業所のスタッフの方の書かれたものを預けてもらった。大事なものらしく、土曜日日曜日に読ませてもらおうと思っています。まだ封を切っていません。


 作業所で、女性に、○○さんて、かわいいよね、と僕のことを言われた。僕は下を向いていた。


 スタッフにも、○○さんの作るのはボンドが少なく柔らかい、年配女性の作るのはゴツゴツしているとボンドのつけ方を言っていた。



 この2つの話は僕の女性っぽいことについて言っていた。


 僕もできれば男っぽく、格好良ければいいのだけれど、それは無理な話だ。僕が下を向いたのは無視したからではなく、そうきたか、やはりその話か、僕は格好いいとは言われないんだな、男なら格好いいとは喜ぶけれどかわいいでは喜ばないぞ、僕にも覚悟はある、だった。
かわいいと言った女性は、僕が認めず無視したと思ったらしく怒っていた。ああ怒っているなと見ていた。


 前にも書いたけれど、僕は日本舞踊の女形をやる覚悟はある。けれどまだ決断しないで、のらりくらりしている。僕は女らしいのが向いているのはこの作業所に来る時からわかっていた。けれどミシンは踏んでいない。

 また決断しなければならない。明日女性に、昨日僕のことかわいいって言いましたよね、僕が日本舞踊の女形やったら似合うと思いますと、聞いてみたい。でも、これを聞くなら、答えを聞く前から答えは決まっている。聞くならやることになる。


 大げさな話ではなく、僕は本を持っている。やるなら、座り方とお辞儀から始められる。