スタンプ押し

2014/7/26(Sat)
  

・ 昨日作業所で、スタンプ押しをしていた。最近のいつもの活動です。今まで僕は、早く大量にやろうとしいた。質は悪かった。雑だった。これは僕の病気のせいもある。先を急ごうとしたり、結果を求めたり。ここのところは父と僕はおんなじだ。病的である。

 昨日は、インクのかすれてきたスタンプをきちんと押すため、力を入れてやる必要が出てきていた。時間をかけなければならない。だんだん丁寧になっていった。質をよくしようとしていた。

 結果身に付いたのは、丁寧にやるというやり方があるということだった。早かったり、量が多いよりも、少なくても質が高いという方法もあることを意識して、別の回路を得た。僕にとっては新しい方法だった。僕は病的だったから急いだのだろう。



・ 坂東玉三郎を見ていて、心を込めて丁寧に演じていると思った。細部に心が行き届いている。音楽に合わせても踊っているらしいことが少し感じられた。女を表現するために、多様なテクニックが組み上げてあるのかもとおぼろげに思った。玉三郎の女形は、たぶん一級品なのだろう。あそこまでできる人は少ないと思う。僕は女っぽいものを指向している。



・ 今日は図書館へ通い、いやらしい助平な自分で女と向き合おうとした。カレーを作り、CDケースをトマトジュースの段ボールにコルクで覆って作った。



・ 父に折られて謝罪のなかったトロフィーのケースを買った。小学生の時に柔道をしていて(1勝もできないで終わった)、態度が良好でもらった、少し媚を売ってもらったトロフィー。初めて僕が掴んだものだった。僕の自尊心は折られて踏みにじられた。貰ったその日に壊され、不機嫌な父の態度を受けた。バカヤローふざけるな。