怒りは父に対する敗北の狼煙・のろし::僕は完膚なきまでに負け切っている。


・ 5Fのある方は、僕が掃除する前にトイレに入り占拠する。いつもそれに対して怒ったりしないのに、今日は怒った。怒りがこみ上げた。それでまずいなあと思った。
 時間内に終わらせるよう、めいっぱい掃除しているが、捨てようと思った。こだわりを捨てようと。時間内に終わらなくてもいいや、この施設の掃除にしがみつくのも捨てようとした。少しは怒りを遠くに見られる気もした。

 何回かアタックして、3回目で掃除できた。それまでの時間は他の掃除・洗面台をやった。怒ったので、次回も多分トイレを占拠するだろう。

 いったん5階を離れた時、僕が怒るというのをひっくり返してみた。僕はある方に完全に負けたのではないのかと。ある方は実は関係なく、父に完全に負けている・父の前で僕は完膚・かんぷ なきまでに負けていると思った。
 そうこの構図は父に対して完全負けの僕の気持ちが前面に出たものらしいと、理解した。どう父に対して完全に負け、敗北しているのか謎だけれど、自分の負けが、父に対しての負けがやはりテーマとして浮上した。

 EMDRのカウンセリングの先生の地下室のワークでは、父のペニスを見ようとする、というテーマで始まるが、父とハグ・抱擁したりした。和解したわけではないけれど、逆に父を抱きしめてみた。これはこれで正解だったと思っている。こちら側からも父を攻めているわけです。

 今日の施設で、激しく父に対して負けているのを感じて、この問題の大きさを感じた。

・ 僕のキーボードの前に、華原朋美のダウンロードした写真がある。個人で使用するだけです。赤いシャツと黒いスパッツ姿で、最近のちょっと太っておられて、お年も召された華原さんです。
 僕は10年くらい前、午後1時のNHKの番組で、華原さんが出てくるのを見るのを楽しみにしていた時期があった。とても華原さんに惹きつけられた。
 いまこの写真を飾っていると、気持ちが奮い立ってくる。勉強しようとか、何かしよとか、気持ちがとてもポジティブになる。それは華原さんがレンズに向かって心を開いて笑顔を向けておられるからだ。
 僕は華原朋美が大好きです。今の華原さんも大好きです。もっと痩せたらもっと美人になると思う。まだまだ華原さんは輝くと思う。

 
・ 僕は負け犬の遠吠えをするくらい父に負けていると思う。
 さて、この父に対して僕の最終兵器は『男』だとぶつかることなのか、違うのか。最終兵器になってくれるのか、違う道があるのか。今の段階では、男でぶつかることくらいしか思い浮かばない。
 9年くらい前に、作業所にスカートを履いて行ったり、ペニスズボンを履いて行ったり、したのは、自分が男なのか何なのかわからなくなったから。それから時が経ったが、僕は世界に対して「男」で登場していない。だから、男でぶつかるという手がまだあるし、残っていると思っている。

 男で父に対してぶつかり、世界に対して男でぶつかる手を使えると思う。それくらいしか浮上する手を思い浮かべられない。

・ セカンドストリートで、DIESELのSサイズ、手の長さは丁度いい、身体がやたらと細い、本当はMだとよかった、を買った。990円税込み。シャツで、色はチャコールグレーと言うべきか深緑の濃い奴というべきかの、ボタンが貝でできたの。買ってしまった。トルコ製だった。予備のボタンが2個タグに縫い付けてあった。割れないように洗濯しようと思う、ネットに入れて。