耐心力:川島永嗣 3 今回も引用させて頂きました。

耐心力:川島永嗣幻冬舎

p190~
14 一冊の本を100回読み込む

この14には、川島氏の推薦する本が3冊出ている。

・成功のためのフランクリン13の徳目(中里至正/ごま書房)


 川島氏は、一週間に一つの徳目を実践するようにして、一つずつ自分のものにしているそうだ。この本は絶版だから、フランクリン自伝(中公クラシックス)がよさそうですがどうでしょう?(ボケました)0


無人島に生きる十六人(須川邦彦/新潮文庫

・ある日突然40億円の借金を背負う―それでも人生はなんとかなる。(湯澤剛/PHP研究所0


P184~
13 嫌い、には伸び代が潜んでいる

 引用:

 そもそも僕は走ることが向いていないのに、必要以上に頑張ろうとするから苦しいのだ。欲張って、「トレーニングのため」とスピードを上げようとするから苦しくなる。

 逆に、欲張らずにスピードを抑えながら走ってみると、自分のペースを保てばいくらでも走れることに気づいた。走るのが苦手な自分でも、無理をしなければ30分でも1時間でも平気で走れた。もしかしたら、速いペースで走って30分もたずにやめてしまうより、自分のペースでゆっくりと1時間走った方が前に進んでいるのかもしれない。そう思った。

 大切なのは、自分のペースで前に進むことだ。途中でやめてしまうくらいなら、ペースを乱さず、自分のペースで走り続けたほうがいい。当時の僕が直面していた境遇に重ねて、なんだか妙に納得した。焦る必要はないんだ。

引用者:kurage0147130:織りでも、英語でも、体操でも、サッカーでも、自分のペースでやる(取り組む量を極端に制限し少なくする)ことをすれば、取り掛かれたり続けられるかも。


P128~
7 自己主張の術・すべ を持っておく


 終了直後のロッカールームに戻っても、いろいろな感情がこみ上げてきて涙が止まらなかった。たとえ人生が自分の思いどおりにならなくても、自分を信じ、困難と向き合っても信じ続けることで、必ずそれがなんらかの形となって、未来を創っていける。それを強く実感した試合だったし、その瞬間を味わうために支えてくれたたくさんの人たちのことを思った。

P146~
8 意志を持って、アクセルを踏む


 すべてのモノは、人の意志が形になったものなのだと思う。例えば、壁は人が空間を区切ろうとしたからそこに存在する。フォークやナイフも、人が食べるための道具として必要だと思ったから、いま存在する。
 そこに区切りたい、食べやすく食べたい、という思いがなければ、壁は壁として存在しないし、ナイフやフォークも存在しなかったかもしれない。
 
 意思も同じだ。自分の頭の中にある思いや思考を言葉として発することで初めて意味を持つ。言葉そのものは目に見えなくても、口から音として出ることで、それまでこの空間に存在しなかったものが、口から出た瞬間、存在する意志になる。

 だから僕は、自分の頭の中に、何かしらの思いや、意思があるなら、それを言葉にして発するべきだと思う。
 もちろんそれは人に言う必要はないかもしれないし、独り言のこともあるかもしれない。
 そんな ”言霊” の力を僕は信じている。

 人間は、意思がある方向にしか向かわない。もし夢や希望、目標があるなら、それを自分に言い聞かせて、あるいは積極的に発信して、自分をその方向に向かわせることが大事だ。



引用者:川島氏は自分を成長させようと必死に頑張ってきた。それは僕のアンテナでもある。だから川島氏の言葉は大事だし、僕は影響をかなり受けている。川島氏推薦の本も読む。僕よりもっとタフできつい状況を乗り越えたと思われる川島氏の本も読んでいきたい。耐心力の表紙の川島さんは2枚目だが、他の写真では、面白い感じで写っている。そういう川島氏だから影響をもっと受けたい。読み進めるということです。