無為を否定しないで抱きしめる。

セルフ・コンパッションのやさしい実践ワークブックですが、実践6 コンパッションがむずかしいとき を読みました。

 思ったのは、僕は積極的に何かをやらないで、ダラダラ過ごすことが多いのですが、僕の小さいころから今までも同じように過ごしてきたこと。それは、親に勉強しろとか言われて反抗はしなかったけれど、何もしないで過ごしてきたこと。無為に過ごすというのが抵抗に近い感触であったこと。何もしないが自分を守る行為でもあったことです。

 自分の中で相反する態度として、この何もしないが積極的意味であったことを思うと、これを抱きしめることが本で推奨されています。僕も無為を否定して頑張ろうとするより、無為を自分の昔から今へと続く態度として積極的に抱きしめるのが良いように思われる。否定したり焦ったりしないで。