作業所で過ごしてみて、僕の男は不十分だった。まだ抽象的な絵空事で肉体を伴っていないイメージだった。
 過ごして要求されているのは、肉体のペニス、自分の中でどう位置付けるかだったと感じた。僕は普段ペニスを全く意識しない無性の存在としていることは自分にとっては自明だ。こう書くととても変なことだとわかる。男と言いつつペニスが宙に浮いているのだから。僕の中でペニスがクローズアップされるのは性的な女性を見たときか、処理する必要がある時。

 普段過ごしていても、肉体をあまり意識しない。これもペニスを意識しないという感覚と同じで、僕が内向していたり、頭の中で一日を過ごしているのが分かる話に通じる。

 普段過ごす時、肉体とペニスに意識を行き渡らした方がいいのではないのか。今日の帰りの交通機関の途中からやってみた。肉体にもペニスにも意識が行かないのは、それだけ意識が内向している証拠ではないのだろうか。
 カウンセリングの先生にマッサージもいいけれどヨガもいいよ、と言われたのは、その辺のことを見通してのことかもしれない。zoomのヨガを4回予約してしまいました。かなり出費します。僕は色々金をばらまいているので(カウンセリング、整体、マッサージ)、すごいことになっているけれど、自分の人生の持ち時間もないので自己投資を優先している。ヨガのレッスンはいつまで続くかわからない、お金がかかることなので。

 作業所の女性が、ジフを流しで使っていて、自分も使ってみて、これはすごいと思った。日本リーバ? のホームページにも行ってみて、これは自分の家でも使いたいと思った。作業所の流しで使ってみると、泡と流しが光り輝いているし、泡を流した直後の流しも光り輝いている。使ってみて、流しを傷めるのではなく艶を放つようなものだと思った。
 僕の母は、一番安い洗剤しか使わないような人だったが、作業所で、ジフ、マジックリンを使って、こういうのはすごいと思う。トイレマジックリンも、便器を磨くと光り輝くからすごいものだよ。


 コーヒー、紙ドリップ、ブレンディ―のカフェインレスを買ってみた。飲み終わった感想は、カフェインが少ないとダメージも少なくていいなあと思った。コーヒー飲んだらチョコレートはいらなくなった。コーヒーはもともと苦手だけれど、ここ3年くらいは飲みたいという、少しの欲求はあった。