レジリエンスを育む/  限定/この世の中を動かす暗黙のルール

レジリエンスを育む、キャシー・L・ケイン/ステファン・J・テレ―ル 訳:花丘ちぐさ・浅井咲子、岩崎学術出版社、2019

 途中から読みだした、p97から、自律神経、交感神経、迷走神経とかわかりづらいのが出てくるが、ポリヴェーガル理論よりは読みやすい気がする。全部読めそうな気がする。
 僕が作業中、ぶっ潰しを入れたのは、安全なのに、危険な状態にいると思ったからだろうし、現実に対応しているつもりで、誤作動、解釈がうまくいっていなくて、違うものを感じていた、からだろうと思う。僕の親はおかしかったので、僕の処理がおかしくなっていると思う。この本は、重要になる気がする。読みやすい、普通の硬さはあるけれど。読みづらい人はいると思うけれど、

副題が、ポリヴェーガル理論による発達性トラウマの治癒

だから、お勧めです。僕はなんとか脱出したい。



限定

 ミニカーのBMWミニクーパーを買った。ミニクーパーは、1/18でかなり大きい。車体は黄色で屋根は黒。本当は銀色のがほしかったけれど、高いので安い黄色にした。

 僕は一生運転しないまま終える。ゲーム機も持っているけれどほとんどやっていない。ミニカーが僕にとっての車だ。僕にとっての車はミニカーに限定されている。


 作業所に行ったら、昨日の続きで色眼鏡で見られていた。作業も増えてちょっと負荷がかかる。コノヤローとという場面もあり、昨日の続きで、ぶっ潰しだとまたやった。そのうち皿洗いをしていて、何が大事かふと浮かんだが、

・チューリップ組の確実な動作
 というのが一番大事でその気持ちで作業に取り組むのだけが残すべきだ。周りがどうのこうのはいらない。切り捨てる。他の要素もいらない。

 若い女の尻も追いかけたが、もともと好きでもないし、ただきれいだから引っ張られるだけだ。きれいだから欲しくもなる。しかし

若い女のいない人生が僕の進むべき道だ。
この女の人生と僕の人生が重なる部分は一生ないまま終わる。全く関係ない。限定されている。

 物で、どんな使い方もできて、何にでもなれるという健康器具が一番胡散臭く、使い物にならない。
 それと同じで人生も、何にでもなれるが一番幼く、限定したほうが強いかもしれない。

 僕もいつ死んでもおかしくない年齢になってきている。限定するのはいい方向だと思う。


・この世の中を動かす暗黙のルール
 お話は、空き缶拾いをしているおじさんに出会い、主人公は廃品回収をはめる。車の運転係。こういう底辺の設定が嫌いな人は切り捨てたのだろう。僕は好きな設定です。僕の作業所の役割は雑用ですから。便器も磨いていますよ。糞のにおいを胸いっぱい吸い込んでキュッキュ磨いています。これから主人公がどうなっていくか楽しみです。物語も読み始めました。

 作業所の送迎車をコンビニで待っていると(僕の話)、ローソンの使い終わったトレイを回収に来る車が現れる。兄さんの役目は、書いた通り、店に供給した商品を載せたトレイが空になったのでそれを回収に回っている。兄さんたちは店舗に商品を運んだりする役目。店舗は車が荷物を積んでこないと商品も売れない。兄さんは血液で、店舗は身体、本部は頭脳。どれが欠けてもうまくいかない。競合店もヒシメイテいる。
 ゴミ収集車もいないと、町は汚くなってしまう。街は色々な部分の作業から成り立っている。道路補修や電線修理もある。みなインフラ作業だろうけれど。裏方的な。

 この本(この世の中を動かす)は裏方作業で話が進むのだろうか。